特許
J-GLOBAL ID:200903070509616284

コネクタのパネル取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-339303
公開番号(公開出願番号):特開2002-151210
出願日: 2000年11月07日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 コネクタをパネルに取り付ける際の作業性を向上させる。【解決手段】 パネル10の取付孔11は下半分の領域で幅が狭くされた段差の方形状に形成され、その段差部分が受け部12となっている。雌ハウジング20の大フード部31の上下の面には、一対の固定係止部40と可動係止部44とが設けられる。大フード部31の側面には、緩傾斜部36、急傾斜部37、円弧形部38が連設されたガイド面35が形成される。緩傾斜部36が水平となるように雌コネクタFを前傾させ、緩傾斜部36を受け部12に当てて進入させると、急傾斜部37を介して固定係止部40が自動的に取付孔11の上縁16に係止され、続いて電線カバー53を押圧すると、円弧形部38が受け部12で受けられて固定係止部40が係止状態に保持されつつ真直姿勢に向けて回動され、可動係止部44が取付孔11の下縁17に係止される。
請求項(抜粋):
パネルに開口された取付孔に挿通されるコネクタハウジングの外周面には、前記取付孔の一面側の口縁に対向する対向部と、他面側の口縁に係止する係止部とが設けられ、かつこの係止部は径方向の中心を挟んだ一側が固定係止部で、他側が弾性変位可能な可動係止部となっており、コネクタハウジングを斜め姿勢にして前記固定係止部を前記取付孔の口縁に係止したのち、コネクタハウジングを真直姿勢に回動させて前記可動係止部を前記取付孔の口縁に弾性的に係止することにより取り付けるようにしたものにおいて、前記取付孔の口縁には、前記固定係止部が係止されてから前記コネクタハウジングが真直姿勢に向けて回動される間、このコネクタハウジングを受けて前記固定係止部が係止された状態に保持する受け部が設けられていることを特徴とするコネクタのパネル取付構造。

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