特許
J-GLOBAL ID:200903070510279291

動力作業車用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-283158
公開番号(公開出願番号):特開平7-132743
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 ポンプ軸同士を連結した左右一対の静油圧式無段変速機の各モータ軸の出力を多段階減速して左右のアクスルに伝達するようにした動力作業車用駆動装置のコンパクト化、ミッションケース半体の形状の単純化を図る。【構成】 外側面に段部9を有する左ケース半体2L と、外側面が略平坦な右ケース半体2R を接合して、狭幅部2A 及び広幅部2B を備えるミッションケース2を構成し、狭幅部2A の両側面に左右の無段変速機3L ,3R を取付け、広幅部2B に左右のアクスル6L ,6R を支承し、左・右の無段変速機3L ,3R のモータ軸21を右・左のアクスル6R ,6L に連結するように2つの伝動系41,42 を交差させて、減速装置4を狭幅部2A から広幅部2B に配設する。
請求項(抜粋):
ポンプ軸(14)相互を連結した左右一対の静油圧式無段変速機(3L ,3R )と、これら無段変速機(3L ,3R )のモータ軸(21)の出力を左右のアクスル(6L ,6R )に個別に減速して伝達する2つの伝動系(41 ,42 )を持つ減速装置(4)とを備えた動力作業車用駆動装置において、略平坦な外側面を有する第1ケース半体(2R )と、段部(9)付の外側面を有する第2ケース半体(2L )とを接合して、前記段部(9)を境に狭幅部(2A )及び広幅部(2B )を備えるミッションケース(2)を構成し、その狭幅部(2A )の両外側面に左右の無段変速機(3L ,3R )を取付けると共に、その狭幅部(2A )内で両無段変速機(3L ,3R )のポンプ軸(14)相互を連結し、前記広幅部(2B )の両側壁に左右のアクスル(6L ,6R )と、これらアクスルの一側に平行に隣接する中間軸(402 )とを支承し、この中間軸(402 )と、狭幅部(2A )に臨んで中間軸(402 )に固着されて一方の無段変速機(3R )のモータ軸(21)から減速駆動される外側伝動輪(44R )と、中間軸(402 )に連結した第1最終小歯車(46L )と、一方のアクスル(6L)に固着されて第1最終小歯車(46L )に噛合する第1最終大歯車(49L )とにより減速装置(4)の第1伝動系(41 )を構成し、また外側伝動輪(44R )の内側面に隣接すると共に狭幅部(2A )に臨んで中間軸(402 )に回転自在に支承され、他方の無段変速機(3L )のモータ軸(21)から減速駆動される内側伝動輪(44L )と、中間軸(402 )に回転自在に支承されて内側伝動輪(44L )に連結する第2最終小歯車(46R )と、他方のアクスル(6R)に固設されて第2最終小歯車(46R )に噛合する第2最終大歯車(49R )とにより減速装置(4)の第2伝動系(42 )を構成したことを特徴とする、動力作業車用駆動装置。
IPC (2件):
B60K 17/10 ,  F16H 47/02

前のページに戻る