特許
J-GLOBAL ID:200903070514233369
ステッピングモータの駆動方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-025604
公開番号(公開出願番号):特開平9-219996
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 従来技術では、プリンタ装置などのステッピングモータを使用した用紙搬送系を有する装置において、用紙搬送動作後の停止状態においては、ステッピングモータ軸に対して用紙搬送とは反対方向に力が働いており、用紙位置を保持するためステッピングモータに常時通電しなければならない。このため、停止時においても装置の消費電力が大きいという問題点があった。また、用紙装着状態で装置の電源切断後、再度、電源を投入するとステッピングモータの駆動開始位置は、所定の初期状態となる。このため、装置の電源の再投入時に用紙位置が以前と異なってしまうという問題点があった。【解決手段】 装置が停止状態のとき、ステッピングモータへの通電を停止し、装置の消費電力を低減する。また、装置の電源切断前におけるステッピングモータの通電状態を不揮発性メモリに書き込み、電源再投入時に、以前の通電状態を読み出し、用紙位置を復元する。
請求項(抜粋):
1・2相交代励磁の通電によりステッピングモータを駆動させ、一定時間ステッピングモータの駆動要求がないことを監視し、ステッピングモータ駆動停止位置の通電状態をメモリに書き込み、用紙の搬送方向とは逆方向にステッピングモータを駆動して1相励磁の通電位置でステッピングモータの駆動を停止し、ステッピングモータへの通電停止前の通電状態をメモリに書き込み、ステッピングモータへの通電を停止するとともに、ステッピングモータの再駆動要求時には前記のステッピングモータへの通電停止前の通電状態をメモリから読み出し、ステッピングモータをその通電状態に駆動し、前記のステッピングモータの駆動停止位置の通電状態をメモリから読み出し、ステッピングモータをその通電状態(順方向)に駆動し前記のステッピングモータの駆動要求の監視状態に戻した後、駆動要求の実行を開始することを特徴とするステッピングモータを使用した用紙搬送系を有する装置に適用されるステッピングモータの駆動方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H02P 8/00 302 D
, H02P 8/00 302 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭54-072416
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特開昭58-006097
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ステッピングモータの駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-328524
出願人:ニスカ株式会社
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