特許
J-GLOBAL ID:200903070522146394

カメラ用絞り機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-228624
公開番号(公開出願番号):特開平10-068979
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】形状記憶合金を駆動源とした低コスト且つ構成のコンパクトなカメラ用絞り機構を提供すること。【解決手段】開口部1aを有する地板1に、小さい絞り口径部2aを有する絞り羽根2が回転可能に取り付けられている。この絞り羽根2は、ばね3によって反時計方向へ付勢されているが、ストッパ1cによって停止されている。地板1は合成樹脂製であって、溝1eが形成されており、角部には円弧面のガイド部1fが形成され、それを覆うように張出部1gが形成されている。その溝1e内にはワイヤ状の形状記憶合金4が配置されており、一端は地板1に、他端は絞り羽根2に固定されている。形状記憶合金4に電圧が印加されると、絞り羽根2は、ばね3に抗して一点鎖線で示す状態に作動させられるようになっている。
請求項(抜粋):
光軸と同心的な開口部を有する地板と、少なくとも一つの絞り口径部を有し前記地板に回転可能に取り付けられた絞り羽根と、前記絞り羽根を一方向へ回転するように付勢しているばねと、前記ばねの付勢力による前記絞り羽根の回転を停止させるストッパと、一端を前記絞り羽根に他端を前記地板に取り付けられその収縮作用によって前記絞り羽根を前記ばねの付勢力に抗して他方向へ回転させる形状記憶合金と、前記形状記憶合金の収縮による前記絞り羽根の回転を停止させるもう一つのストッパとを備えていることを特徴とするカメラ用絞り機構。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-083735

前のページに戻る