特許
J-GLOBAL ID:200903070527412920

分散ファイルの同期システムと方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072837
公開番号(公開出願番号):特開平9-265424
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】ファイル名をキーとするため、同期処理でのデータ転送量が増加し、さらにセンタ側で保管し、ローカル側での削除操作では、本体の削除なのかセンタ保管なのか区別できない。【解決手段】センタコンピュータ1と、ファイルを分散して持つリモートコンピュータ2で、ファイル操作手段12,22と、ファイル管理テーブル13,23と、ファイル14,24の識別情報をファイル名に対応させ、更新状態を管理する拡張ファイル管理テーブル16,26と、上位プログラム11,21からのファイル操作指示を検出し、ファイル生成・更新を拡張ファイル管理テーブルに反映する拡張ファイル操作手段15,25と、通信手段18,28と、両コンピュータの拡張ファイル管理テーブルの内容を比較して同期のための処理を実行する同期クライアント17と同期サーバ27とを有する。
請求項(抜粋):
ファイルのマスタを管理するセンタコンピュータと、そのセンタコンピュータと間欠的に接続され、一部分のファイルのコピーを分散して持つリモートコンピュータからなるシステムにおいて、両コンピュータ上に、スタンドアロン用ファイル操作手段と、ファイル管理手段と、ファイルの実体の一つ一つを識別するための識別情報をファイル名に対応させ、その実体に対する内容変更や名前変更,削除等の更新状態を管理する拡張ファイル管理テーブルと、上位プログラムからのファイル操作指示を検出し、ファイル生成・更新を拡張ファイル管理テーブルに反映する拡張ファイル操作手段と、両コンピュータを接続する通信手段と、両コンピュータの拡張ファイル管理テーブルの内容を通信手段を通して入手し比較して同期のための処理を決定し、実際の同期のためのデータ交換を通信手段を通して実行する同期処理手段とを備えることを特徴とする分散ファイルの同期システム。

前のページに戻る