特許
J-GLOBAL ID:200903070540456660

高周波高電圧電源の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 信市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-274813
公開番号(公開出願番号):特開平7-111782
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 高周波インバータのスイッチング損失をなくすとともに、出力電力調整も広範囲に連続して精密に行えるようにする。【構成】 高周波高電圧電源の共振回路の共振電流を電流検出手段で検出し、PLL回路15で共振電流と位相が一致する周波数でロックして同期のとれたパルスを得る。このパルスに対して、パルス密度変調回路16で設定長さのゼロ電圧出力期間を形成することで、高周波インバータのスイッチング半導体素子のためのゲート信号のパターンを変えて出力電力調整をする。ゼロ電圧出力期間にもPLL回路が同じ周波数を継続してロックし続けるように、ゼロ電圧出力期間になる前の入力電圧を、サンプルホールド回路28等の電圧記憶手段で記憶しておく。
請求項(抜粋):
商用交流電源からの交流電圧を整流回路で直流に整流し、スイッチング半導体素子をブリッジ接続した高周波インバータで高周波に変換した後、高圧トランスで昇圧し、高圧トランスから負荷までの間が高周波インバータに対して共振回路を形成する高周波高電圧電源において、前記高周波インバータと前記高圧トランスとの間を流れる電流を検出する電流検出手段と、位相比較器及び電圧制御発振器を含み、前記電流検出手段の検出電流と位相が対応しかつ電圧制御発振器の入力電圧に応じた周波数の信号を出力するPLL回路と、このPLL回路の出力信号を入力してこれを間引くことにより、これと同期しかつ設定した長さのゼロ電圧出力期間のあるパルスを出力するパルス密度変調回路と、このパルス密度変調回路からのパルスを入力して前記高周波インバータのスイッチング半導体素子にゲート信号を出力するゲート信号発生回路と、前記ゼロ電圧出力期間になる前の前記電圧制御発振器の入力電圧を記憶し、その記憶した電圧をゼロ電圧出力期間でも電圧制御発振器へ入力させる電圧記憶手段とを備えたことを特徴とする高周波高電圧電源の制御装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H03L 7/06 ,  H05B 41/24

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