特許
J-GLOBAL ID:200903070543153587

固体高分子電解質型燃料電池発電装置とその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-022922
公開番号(公開出願番号):特開2002-231283
出願日: 2001年01月31日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 電池運転条件に変動が生じた場合でも、電解質膜を十分に湿潤状態に維持し高い電池出力が得られる燃料電池発電装置とその運転方法を提供する。【解決手段】 電池2からの排空気中の水蒸気分圧,排燃料ガス中の水蒸気分圧,電池内部抵抗の内の少なくとも一つの計測値と、予め設定した基準値との差を監視し、前記空気中水蒸気分圧上昇値,燃料ガス中水蒸気分圧低下値および内部抵抗上昇値が所定値となった際に、電解質膜の加湿状態異常と判断し、電池導入空気または燃料がスの少なくとも一方の水蒸気分圧を上昇させる、空気流量を低減する、燃料ガス流量を増加する、電池温度を下げる制御操作の内少なくとも一つの制御を行い、さらに、電池温度降下のためには、電池冷却媒体温度を下げるか、電池冷却媒体流量を増やすか、または運転電流密度を低減する等の制御の内少なくともいずれか一つの制御を行う。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜を挟んで配設した電極触媒層を有するアノード電極およびカソード電極と、冷却媒体によって冷却する冷却装置とを有し、前記アノード電極に水素を含む燃料ガスを、前記カソード電極に酸化剤ガスとして空気を、互いに対向するように通流される燃料電池を備えた固体高分子電解質型燃料電池発電装置の運転方法であって、前記燃料電池から排出される反応後の空気中の水蒸気分圧,同反応後の燃料ガス中の水蒸気分圧,および前記燃料電池の内部抵抗の内の少なくとも一つの計測値と、予め設定した基準値との差である上昇値または低下値を監視し、前記空気中の水蒸気分圧の上昇値,前記燃料ガス中の水蒸気分圧の低下値および前記内部抵抗の上昇値が所定値となった際に前記電解質膜の加湿状態異常と判断し、前記燃料電池へ供給する空気流量を減少する制御を行うことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池発電装置の運転方法。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10
FI (4件):
H01M 8/04 K ,  H01M 8/04 H ,  H01M 8/06 G ,  H01M 8/10
Fターム (21件):
5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026CX04 ,  5H026EE19 ,  5H026HH00 ,  5H026HH06 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA19 ,  5H027BC11 ,  5H027CC01 ,  5H027CC06 ,  5H027KK01 ,  5H027KK51 ,  5H027MM04 ,  5H027MM09 ,  5H027MM14 ,  5H027MM16 ,  5H027MM26

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