特許
J-GLOBAL ID:200903070544557223

車両用ワイパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356727
公開番号(公開出願番号):特開平11-180255
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 払拭範囲を充分に拡大することができる車両用ワイパ装置を得る。【解決手段】 ワイパメインアーム26の長手方向中間部にはロッド44が連結されており、更にロッド44には第1ピボット軸48によって揺動される揺動レバー46が連結されている。また、第1ピボット軸48に対して増速された第2ピボット軸74とワイパメインアーム26の基端部とは連結レバー72によって連結されており、連結レバー72が回転することによりワイパメインアーム26の基端部は公転して見かけ上伸縮運動をする。これにより、ウインドシールドガラスのガラス面の曲率に追従するかたちでワイパブレード12が払拭運動を行い、特にドライバ席側の拭き残しが無くなり、その結果払拭範囲が充分に拡大される。
請求項(抜粋):
互いに略平行に配置されたワイパメインアーム及びワイパサブアームと、これらのアームの先端部同士を相対回転可能に繋ぐプレートに連結されて被払拭面を払拭するワイパブレードと、を含んで構成される車両用ワイパ装置であって、ワイパ駆動源からの駆動力を受けて所定方向へ回転する第1ピボット軸と、この第1ピボット軸に一端部が固定的に連結されると共に中間部にワイパサブアームの基端部が相対回転可能に連結され、更にワイパメインアームの長手方向の略中間部に他端部が相対回転可能に連結されることで、第1ピボット軸が回転することによりワイパメインアーム及びワイパサブアームを被払拭面に沿って揺動させるアーム揺動手段と、ワイパ駆動源からの駆動力を受けて第1ピボット軸に対して常に相反方向へ回転する第2ピボット軸と、この第2ピボット軸に一端部が固定的に連結されると共にワイパメインアームの基端部に他端部が相対回転可能に連結され、第2ピボット軸回りにワイパメインアームの基端部を公転させる連結部材と、を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。

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