特許
J-GLOBAL ID:200903070546268628

需要家焼鈍後の鉄損が極めて優れた無方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260395
公開番号(公開出願番号):特開平6-108149
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 無方向性電磁鋼板の溶製段階での不純物元素の量を制限することにより、需要家焼鈍後の鉄損を良好にする。【構成】 無方向性電磁鋼板において、Si,Al,Mn,P,残部実質的にFe及び不可避不純物元素よりなるスラブの溶製において、不可避不純物C,N,S,Ti,Zr,Nb,V,As,Mo,Cr,W,Oの含有量を制限する。スラブの熱延後の処理工程は、通常の方法とする。【効果】 不可避不純物を制限することにより、需要家焼鈍時の粒成長が容易となり、焼鈍後の鉄損が良好な無方向性珪素鋼板を得ることが可能となる。
請求項(抜粋):
重量%としてSi:0.05〜2.0%、 Al:0.0005〜1.0%、Mn:0.05〜2.0%、 P ≦0.2%残部実質的にFe及び不可避不純物元素よりなる珪素鋼スラブを1300°C以下の温度に加熱し、熱延鋼帯を得、酸洗、冷間圧延を行って、所定の板厚とし、次いで仕上げ焼鈍を行って得られる無方向性珪素鋼板において、溶製段階での不可避不純物元素をC ≦0.0070%、 N ≦0.0050%、S ≦0.0050%、 Ti≦0.0050%、Zr≦0.0050%、 Nb≦0.0050%、V ≦0.0050%、 As≦0.0090%、Mo≦0.0050%、 Cr≦0.080%、W ≦0.0050%、 O ≦0.0050%に規定することを特徴とする需要家焼鈍後の鉄損が極めて優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/34

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