特許
J-GLOBAL ID:200903070551848411
適応型ノイズキャンセラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080878
公開番号(公開出願番号):特開2000-278186
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 正確に推定ノイズ信号を計算でき、よりノイズを除去することができ、通話中の音声品質を大きく向上させることができる適応型ノイズキャンセラを提供する。【解決手段】 適応型ノイズキャンセラ10は、ノイズ源信号xjを格納するXレジスタ3と、ノイズ経路を推定するフィルタ係数Hjを格納するHレジスタ4と、ノイズ源信号xjとフィルタ係数Hjを畳み込み演算を行い、推定ノイズ信号y’jを出力する畳み込み演算回路5と、ノイズ源信号xjと装置の出力ejからノイズ推定のためのフィルタ係数Hjの更新を行うか適応的に推定し、ejを小さくする方向へフィルタ係数Hjを更新する適応制御回路11と、音声信号とノイズの混じった信号yjから畳み込み演算回路5出力y’jを減算する減算器7とを備え、適応制御回路11は、信号yjをもとに、短区間と長区間のパワーの比を求め、このパワーの比の変化により適応制御を行うように構成する。
請求項(抜粋):
ノイズ源信号を格納するレジスタと、フィルタ係数を格納する係数レジスタと、ノイズ源信号とフィルタ係数を畳み込み演算を行い、推定ノイズ信号を出力する畳み込み演算手段と、ノイズ源信号と装置の出力からノイズ推定のためのフィルタ係数の更新を行うか適応的に推定し、フィルタ係数を更新する適応制御手段と、ノイズ源信号と音声信号とノイズの混じった信号から前記畳み込み演算手段の出力を減算する減算手段とを備え、ノイズ経路の伝達特性を適応的に推定し、擬似的なエコーを発生してノイズ信号を差し引く適応型ノイズキャンセラにおいて、前記適応制御手段は、音声信号とノイズの混じった信号に基づいて、音声区間外にある長区間と音声区間内にある短区間とのパワーの比を求め、該パワーの比の変化により適応制御を行うことを特徴とする適応型ノイズキャンセラ。
IPC (3件):
H04B 3/23
, H03H 21/00
, H04M 1/60
FI (3件):
H04B 3/23
, H03H 21/00
, H04M 1/60 C
Fターム (16件):
5J023DA05
, 5J023DB01
, 5J023DB05
, 5J023DC01
, 5J023DC07
, 5J023DD03
, 5J023DD07
, 5K027BB03
, 5K027DD10
, 5K027DD12
, 5K027DD18
, 5K046HH11
, 5K046HH29
, 5K046HH37
, 5K046HH46
, 5K046HH47
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