特許
J-GLOBAL ID:200903070553834787

ステンレス鋼のピックリング法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-212109
公開番号(公開出願番号):特開平6-212463
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 ステンレス鋼のピックリングに当たり、環境問題及び方法の経済性に影響を及ぼす硝酸の使用を回避する。【構成】 a)H2SO4 少なくとも150g/リットル、b)Fe3+ 少なくとも15g/リットル、c)HF 少なくとも40g/リットル、d)H2O2(公知の安定剤が添加されたもの)1-20g/リットル、e)乳化剤、湿潤剤、研磨材、酸攻撃阻害剤でなる初期組成を有するピックリング浴を使用し、該浴に、浴1m3当たり少なくとも3m3/時間の量の空気及び浴のレドックス電位を≧250mVに調節するに必要な量の安定化H2O2を連続して供給する。
請求項(抜粋):
ステンレス鋼のピックリング法において、被処理材料を、温度30-70°C、好ましくは45-55°Cに維持したa)H2SO4 少なくとも150g/リットル、b)Fe3+ 少なくとも15g/リットル、c)HF 少なくとも40g/リットル、d)H2O2(公知の安定剤が添加されたもの)1-20g/リットル、好ましくは2-5g/リットル、e)非イオン系界面活性剤(乳化剤、湿潤剤、研磨材)型及び酸攻撃阻害剤型の添加剤合計1g/リットルでなる初期組成を有する浴中に置くと共に、浴に連続して、浴中に流れを分配するディフューザーを介して、浴1m3当たり少なくとも3m3/時間の量の空気、及び浴のレドックス電位を少なくとも250mVに維持するように調節する0.3-2g/リットルの量の安定化H2O2(130容量)を供給し、必要であれば、前記成分a)、c)及びe)を供給して、浴中における最適濃度レベル及び浴のpHを最高2、好ましくは0-1とすることを特徴とする、ステンレス鋼のピックリング法。
IPC (3件):
C23G 1/08 ,  C23C 22/50 ,  C23G 1/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭56-008109
  • 特表昭62-501981
  • 特公昭55-051514
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