特許
J-GLOBAL ID:200903070568758432

グラス被膜と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282293
公開番号(公開出願番号):特開平8-143961
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 方向性電磁鋼板の被膜形成過程において新規な焼鈍分離剤の提供と酸化膜の成分制御法により優れたグラス被膜と磁気特性を得る。【構成】 脱炭焼鈍における酸化膜の(Fe,Mn)-Oを0.015〜0.25g/m2 とし、この鋼板上にMgO:100重量部に対し、その融点が1000°C以下の塩素化合物を塩素として0.015〜0.12重量部とアルカリ金属及びアルカリ土類金属を0.01〜0.50重量部複合添加する。
請求項(抜粋):
C:0.030〜0.100wt%、Si:2.5〜4.0wt%及び硫化物、窒化物の少なくともどちらか一方をインヒビターとして含有する熱延板を、1回又は焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とした後、脱炭焼鈍し、表面に酸化膜を形成し、焼鈍分離剤を塗布後仕上げ焼鈍し、絶縁被膜処理することからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、前記脱炭焼鈍後における酸化膜の(Fe,Mn)-Oを0.015〜0.30g/m2 とすると共に、鋼板に、MgO:100重量部に対し、その融点が1000°C以下の塩素化合物の1種又は2種以上を、塩素として0.015〜0.12重量部とアルカリ金属化合物及び/又はアルカリ土類金属化合物の1種又は2種以上を0.01〜0.50重量部含有する焼鈍分離剤を塗布することを特徴とするグラス被膜と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法。但し(Fe,Mn)-O:鋼板表面の酸化膜を電解剥離し、Fe,Mnを定量し、鋼板単位面積当たりの値として計算した量(g/m2 )。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C23C 22/00 ,  H01F 1/18

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