特許

J-GLOBAL ID：200903070571573966

食品具材及びその製造方法

発明者： 埋橋 祐二 ,  松田 朗
出願人/特許権者： 伊那食品工業株式会社
代理人 (1件)： 伊丹 勝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-339634
公開番号（公開出願番号）：特開平8-173062
出願日： 1994年12月28日
公開日（公表日）： 1996年07月09日
要約：

【要約】【目的】 原料海藻から工業的に製造される食品具材であって、形状や品質が一定で、溶解性に優れ、且つ優れた食感を得ることのできる食品具材を提供する。【構成】 寒天原藻から通常の工程に従って寒天成分の抽出、濾過を行い、得られた寒天成分を凝固させて寒天ゲルを得る。得られた寒天ゲルを切断して、所定形状の寒天ゲル成形体21とし、この切断工程で同時に又は切断後に、寒天ゲル成形体21の表面に所定の間隔、深さの切り込み22を形成する。切り込み22を入れた寒天ゲル成形体21を冷凍した後、融解・脱水させ乾燥工程を経て凹凸面25を持つ乾物を得る。

請求項（抜粋）：

寒天、カラギナン、ファーセレラン、ジェランガムから選ばれた一種を主材とする所定形状のゲル成形体を冷凍して得られる冷凍製品又は、冷凍後、融解・脱水させ乾燥させて得られる乾物からなり、水戻し又は湯戻しにより食に供される食品具材であって、前記ゲル成形体に切り込みを入れることにより、表面をポーラス化して表面積を大きくしたことを特徴とする食品具材。