特許
J-GLOBAL ID:200903070577448284

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192290
公開番号(公開出願番号):特開平5-033741
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】リーク管路における気泡の発生を防止し、ベーパーロックを確実に防止することができる蓄圧式燃料噴射装置を提供する。【構成】燃料タンク1内の燃料を高圧燃料ポンプ3により共通高圧蓄圧管6に供給し、この共通高圧蓄圧管に蓄えられた高圧燃料をインジェクタ8により各気筒に噴射するようにした蓄圧式燃料噴射装置において、上記インジェクタに供給された高圧燃料のうち噴射に使用されなかった燃料を燃料タンクに戻すリーク管路11の途中に、燃料の冷却手段12およびこの冷却手段の下流側に、燃料の圧力を飽和蒸気圧以上の圧力に保つ減圧弁20を設けた。【作用】インジェクタから排出される燃料はリーク管路に設けた減圧弁により、高圧から急激に大気圧まで降下するのが防止され、一挙に気化点に達するのが防止されるので気泡の発生がなくなる。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の燃料を導入して高圧に加圧しこの高圧燃料を吐出する高圧燃料ポンプと、この高圧燃料ポンプから供給された高圧燃料を蓄える共通高圧蓄圧管と、各気筒に設置されて上記高圧蓄圧管内の高圧燃料を導入し、制御弁の作用によりこの導入した高圧燃料を気筒に噴射するインジェクタと、上記インジェクタに供給された高圧燃料のうち噴射に使用されなかった燃料を燃料タンクに戻すリーク管路と、このリーク管路に設けられ、このリーク管路を通過する燃料を冷却する冷却手段と、上記リーク管路における冷却手段の下流側に設けられ、上記冷却手段を通過する燃料の圧力を飽和蒸気圧以上の圧力に保つ減圧弁と、を具備したことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 31/20 ,  F02M 37/00 331 ,  F02M 37/20

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