特許
J-GLOBAL ID:200903070597433992

疲労特性の優れたスチールコードの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009711
公開番号(公開出願番号):特開平5-195455
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は疲労特性の優れたスチールコードの製造方法を提供する。【構成】 重量%でC:0.90以上1.10以下、Si:0.4以下、Mn:0.5以下、Cr、Ni、Cuの1種以上を添加し、真ひずみで3.2以上の伸線加工を行ない、引張強さ2800-1200×Logd(MPa)以上、かつ撚り線加工の際の捻り角が0<d・θ/1≦π/250(d:ワイヤの直径、1:1ピッチの長さ、θ:1ピッチで入る捻り角)とするスチールコードの製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.90%以上1.10%以下Si:0.4%以下Mn:0.5%以下さらにCr:0.10以上0.30%以下Ni:0.10以上1.00%以下Cu:0.10以上0.80%以下の1種以上を添加し、残部鉄及び不可避的不純物よりなり、かつ、不可避的に入るAl含有量を0.003%以下を特徴とする熱間圧延線材を用いて、最終パテンティング後の強度を1350〜1600MPaとし、その後、引き抜き加工により真ひずみで3.2以上の加工を行ない、直径0.5mm以下であって、引張強さ2800-1200×Logd(MPa)以上(d:ワイヤの直径)のワイヤとし、さらに素線に入る捻り角が、0<d・θ/1≦π/250[1:1ピッチの長さ(mm)、θ:1ピッチで入る捻り角(ラジアン)]となる撚り線加工を行なうことを特徴とするスチールコードの製造方法。

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