特許
J-GLOBAL ID:200903070606298092

ドリルねじ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-038002
公開番号(公開出願番号):特開2001-227518
出願日: 2000年02月16日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 下穴のいびつをなくして、ねじ込みをスムースにする。【解決手段】 ねじシャンク11の先端に2段のドリル部12a、12bを、後端に工具係合部を有する頭部13を設け、ドリル部12には2条の縦溝14を形成した冷間鍛造のドリルねじである。大径ドリル部12bの切削刃16のリーマ部16bには掬い面17を形成しない。ドリル作用時、まず、切削刃先端傾斜部16aが被切削物に喰い込み、その刃先18で穴を形成し、つづいて、リーマ部16bがその穴の内面を滑らかにして所要の径の穴とする。このため、リーマ部は、先端傾斜部16aに比べれば、切削性は要求されず、掬い面17がなく、多少の切削性の低下を招いても、全体の下穴形成性においては支障がない。掬い面17がない分、リーマ部16bの刃先18は肉厚を厚くでき、刃こぼれも生じにくく、所要の径の真円に近い穴を得ることができ、ねじ込み作用がスムースとなる。
請求項(抜粋):
ねじ付きシャンク11の先端にドリル部12を延設するとともに、前記シャンク11の後端に工具係合部を有する頭部13を設け、前記ドリル部12にその周方向等間隔に縦溝14を形成し、この縦溝14の側面から成る切削面15の側縁にドリル部軸方向の切削刃16を形成した冷間鍛造で成形されるドリルねじにおいて、上記ドリル部12の上記切削刃16はその先端傾斜部16aにのみ掬い面17が形成されていることを特徴とするドリルねじ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-041416
  • ドリル螺子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-274800   出願人:株式会社丸エム製作所

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