特許
J-GLOBAL ID:200903070609580163

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242198
公開番号(公開出願番号):特開平8-080831
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 ホイールシリンダ内のブレーキ液をリザーバに収容することによって減圧すると共に、液圧ポンプによってホイールシリンダに戻す方式の装置において、リザーバ内に収容されたブレーキ液の量を安価な手段で適切に推定する。【構成】 液圧制御装置FVを駆動し、ホイールシリンダWCを戻し用液圧路RPを介してリザーバRTに連通接続し、ブレーキ液をリザーバ内に収容することにより減圧し、液圧ポンプFPの作動に応じてリザーバ内のブレーキ液を戻し用液圧路に吐出し、ホイールシリンダに戻すことにより緩増圧を行なう。このときの減圧時間を減圧時間測定手段DRによって測定すると共に、緩増圧時間測定手段DPによって液圧ポンプによる緩増圧の作動時間を測定し、リザーバ内液量推定手段ERにおいて、減圧時間に応じて求めた流入量と緩増圧時間に応じて求めた流出量の比較結果によってリザーバ内のブレーキ液の量を推定する。
請求項(抜粋):
少くとも一つの車輪に制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダにブレーキ液を供給し液圧を付与する液圧発生装置と、該液圧発生装置と前記ホイールシリンダとの間に介装し前記ホイールシリンダ内の液圧を制御する液圧制御装置と、該液圧制御装置と前記ホイールシリンダを連通接続するブレーキ液の戻し用液圧路と、該戻し用液圧路に介装し前記ホイールシリンダ側に吐出口を有する液圧ポンプと、該液圧ポンプの吸入口側の前記戻し用液圧路に接続し所定容量のブレーキ液を貯蔵し得るリザーバとを備え、前記液圧制御装置を介して前記ホイールシリンダ内のブレーキ液を前記リザーバに収容して前記ホイールシリンダ内を減圧すると共に、前記液圧制御装置によって前記液圧発生装置と前記ホイールシリンダとの連通を遮断し前記液圧ポンプの作動に応じて前記リザーバ内のブレーキ液を前記戻し用液圧路に吐出して前記ホイールシリンダ内を緩やかに増圧するアンチスキッド制御装置において、前記液圧制御装置による前記ホイールシリンダ内の減圧時間を測定する減圧時間測定手段と、前記液圧制御装置及び前記液圧ポンプによる前記ホイールシリンダ内の緩増圧時間を測定する緩増圧時間測定手段と、前記液圧制御装置による前記ホイールシリンダ内の減圧作動開始時の前記ホイールシリンダ内の液圧を初期設定し前記ホイールシリンダ内の減圧時間に応じて更新設定する液圧設定手段と、該液圧設定手段が設定した前記減圧作動開始時の前記ホイールシリンダ内の液圧を基準とし、前記ホイールシリンダ内の減圧時間に応じて前記リザーバ内へのブレーキ液の流入量を求めると共に、前記緩増圧作動開始時に前記液圧設定手段が設定した前記ホイールシリンダ内の液圧を基準とし、前記緩増圧時間に応じて前記リザーバ内からのブレーキ液の流出量を求め、該流出量と前記流入量の比較結果に応じて前記リザーバ内に収容されているブレーキ液の量を推定するリザーバ内液量推定手段とを備えたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58

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