特許
J-GLOBAL ID:200903070617222411

画像処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064579
公開番号(公開出願番号):特開平11-250246
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】粒状のぼけによる不快なむらや不自然なアーティファクトなどを生じさせずに、粒状を抑制し、かつ画像シャープネスを強調するディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法および装置を提供する。【解決手段】原画像にシャープネス強調、平滑化およびエッジ検出を行い、得られたシャープネス強調画像データと平滑化画像データから被写体画像のエッジと粒状の混在画像データを求め、エッジ検出で求めたエッジ強度データから粒状領域の粒状揺らぎ成分の振幅を圧縮する粒状揺らぎ圧縮係数を求め、被写体画像エッジと粒状の混在画像データに、粒状揺らぎ圧縮係数を乗じて粒状領域の粒状揺らぎ成分のみを選択的に圧縮して粒状を抑制し、画像エッジ領域のシャープネスを保存した画像エッジ・粒状混在画像データを作成し、平滑化画像データに加算することにより処理画像を作成することにより、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
原画像データにシャープネス強調処理を行い、画像と共にこの画像中に含まれる粒状あるいはノイズを鮮鋭化したシャープネス強調画像データを作成し、前記原画像データに平滑化処理を行って、平滑化画像データを作成し、前記シャープネス強調画像データからこの平滑化画像データを減算して、シャープネス強調された被写体画像のエッジと、同じくシャープネス強調された粒状と、が混在する被写体画像エッジと粒状の混在画像データを作成し、前記原画像データからエッジ検出を行って被写体エッジ領域と粒状領域を識別するためのエッジ強度データを求め、このエッジ強度データから粒状領域における粒状揺らぎ成分の振幅を圧縮する粒状揺らぎ圧縮係数データを求め、前記被写体画像エッジと粒状の混在画像データに、この粒状揺らぎ圧縮係数データを乗じて粒状領域における粒状揺らぎ成分のみを選択的に圧縮することによって粒状を抑制し、画像エッジ領域のシャープネスを保存した画像エッジ・粒状混在画像データを作成し、前記平滑化画像データに前記粒状抑制・シャープネス強調した画像エッジ・粒状混在画像データを加算することにより処理画像を作成することを特徴とするディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法。
IPC (2件):
G06T 5/20 ,  H04N 1/409
FI (2件):
G06F 15/68 400 A ,  H04N 1/40 101 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-095669

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