特許
J-GLOBAL ID:200903070623751639
内燃機関の吸気制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003690
公開番号(公開出願番号):特開平5-187237
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 吸気絞り弁の下流に吸気時期を制御する吸気制御弁を備え、ポンプロス低減を図る内燃機関において、吸気絞り弁下流の負圧が減少した時に、オットーサイクルにすることで負圧を増大し、吸気管負圧にて駆動される機器類の作動性を損なわない。【構成】 吸気絞り弁の下流に吸気制御弁13を設け、吸気管負圧が所定値以上の時は吸気制御弁13を吸気弁の開弁中に閉じるようして吸気時期を制御するとともに吸気絞り弁の開度を所定値に制御し、吸気管負圧が所定値以下の時は吸気制御弁13を開側に保持し且つ吸気絞り弁の開度を前記所定値より小開度となるよう制御する内燃機関の吸気制御装置。
請求項(抜粋):
燃焼室に吸気弁を介して連通される吸気通路と、前記吸気通路に設置され、吸入空気量を制御するための吸気絞り弁と、前記吸気絞り弁の開度を機関回転数及び負荷に従う第1のマップに基づいて制御する吸気絞り弁制御手段と、前記吸気絞り弁の下流の吸気通路に設置され、吸気通路を閉塞するための吸気制御弁と、前記吸気制御弁を、前記吸気弁が開弁する吸気弁開時期以前に開弁させるとともに前記吸気弁の開弁期間中の所定閉弁時期に閉弁させる吸気時期制御手段と、吸気通路における前記吸気絞り弁の下流且つ前記吸気制御弁の上流の通路空間に接続され、前記通路空間内の負圧力をその駆動源とする負圧被駆動手段とを備える内燃機関の吸気装置において、前記負圧被駆動手段を駆動させるに必要な負圧があるかないかを検出する負圧検知手段と、前記負圧検知手段により負圧不足とされた時は、吸気制御弁の閉弁時期を前記所定閉弁時期より遅れ側とするかまたは吸気制御弁を常時開側に保持するとともに、前記第1のマップに従う吸気絞り弁の開度制御よりも低開度側をとる第2のマップに従って前記吸気絞り弁を制御する負圧不足時制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
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