特許
J-GLOBAL ID:200903070626167768

光ファイバコイルおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318505
公開番号(公開出願番号):特開平7-174571
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】胴体の外周長が周囲の温度変化によって増大しても、光ファイバコイル中を伝搬する2つの光の位相差の発生を抑制することができる光ファイバコイルおよびその製造方法を提供すること。【構成】貫通穴5a,5bにピンを挿通し、この状態で胴体3の外周面に光ファイバ2を所定回数だけ多層にわたって巻回した後、ピンを抜き取る。上記ピンは、巻回される光ファイバ2の最内層の長さが熱膨張により長くなる胴体3の外周長の最大値以上となるような径を有する。そのため、光ファイバ2の最内層と胴体3との間には、胴体3の熱膨張による増大分以上の隙間dが空けられる。【効果】周囲の温度変化に応じた外的応力は作用しないので、安定かつ高精度で、低コストの光ファイバコイルおよび光ファイバジャイロを得ることができる。
請求項(抜粋):
光ファイバを保持する円筒または円柱状の胴体と、胴体に多数回巻回された光ファイバとを備えた光ファイバコイルであって、前記胴体の外周面と接する上記光ファイバの最内層と胴体の外周面との間に隙間が形成され、それによって1巻分の長さの最小値が、上記胴体の外周長の最大値以上であることを特徴とする光ファイバコイル。
IPC (2件):
G01C 19/72 ,  G02B 6/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-305311

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