特許
J-GLOBAL ID:200903070631479840

引張り筋違材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-299097
公開番号(公開出願番号):特開2006-112084
出願日: 2004年10月13日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】 構造が単純で製作も簡便であり低価格で高い水平耐力、剛性、優れた復元力特性をもつ引張り筋違材を提供すること。 【解決手段】 ブレースを少なくとも2分割し、一方のブレースの軸方向の一端にチャックバックルを固設し該チャックバックルに、前記一方のブレースと軸心を共有する如くボスを固設するとともにチャックバックルおよびボスの軸心に関し対称となる位置に、ボスの中空部に軸方向に変位自在に遊嵌される他方のブレースを挟持する偏心輪対を回動自在に軸支しさらに、偏心輪対が他方のブレースを把持すべく機能する引張りばねを偏心輪対間に張設し、ブレースに軸方向の圧縮力が作用したときに偏心輪対間が離隔・弛緩して他方のブレースを軸方向に変位自在とし、ブレースに軸方向の引張り力が作用したときは偏心輪対間が縮閉・緊締して直ちにブレースが引張り力に抗するよう構成してなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
建築躯体を補強するための筋違架構等に用いられるブレースであって、ブレースを少なくとも2分割し、一方のブレース(1)の軸方向の一端にチャックバックル(3)を固設し該チャックバックル(3)に、前記一方のブレース(1)と軸心を共有する如くボス(6)を固設するとともに前記チャックバックル(3)およびボス(6)の軸心に関し対称となる位置に、前記ボス(6)の中空部に軸方向に変位自在に遊嵌される他方のブレース(2)を挟持する、偏心輪(4)、(4)を回動自在に軸支しさらに、該偏心輪(4)、(4)が所定の押圧力で他方のブレース(2)を把持すべく機能する引張りばね(7)を偏心輪(4)、(4)対間に張設し、ブレース(1)、(2)に軸方向の圧縮力が作用したときに偏心輪(4)、(4)対間が離隔・弛緩して他方のブレース(2)を軸方向に変位自在とし、ブレース(1)、(2)に軸方向の引張り力が作用したときは偏心輪(4)、(4)対間が縮閉・緊締して直ちにブレース(1)、(2)が引張り力に抗するよう構成してなる引張り筋違材。
IPC (3件):
E04B 1/18 ,  E04B 1/58 ,  E04H 9/02
FI (3件):
E04B1/18 F ,  E04B1/58 D ,  E04H9/02 311
Fターム (14件):
2E125AA03 ,  2E125AA13 ,  2E125AA33 ,  2E125BB09 ,  2E125BB36 ,  2E125BB37 ,  2E125BC09 ,  2E125BD01 ,  2E125BE05 ,  2E125BE08 ,  2E125BF04 ,  2E125CA90 ,  2E125EA14 ,  2E125EA25
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ブレース装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-303579   出願人:株式会社熊谷組

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