特許
J-GLOBAL ID:200903070647764537

微細211相を含有するREBaCuO酸化物超電導体および作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164975
公開番号(公開出願番号):特開平6-001610
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 RE(希土類元素)、Ba、Cuからなる酸化物超電導体(REBa2 Cu3 O7-x )において、超微細常電導析出物(RE2 BaCuO5 )を超電導体中に均一分散させる方法および分散させた材料。【構成】 本酸化物超電導体作製前に、Baを含まない銅酸化物または銅化合物に白金またはRhを微量添加し、融点以上に加熱する事により、これらの微量添加物を液相均一拡散させる。白金またはRhをこれら材料中に均一拡散させてから、クエンチ、粉砕した後、超電導材料中に析出する常電導析出物を微細かつ均一分散させる。このようにして微細常電導析出物が均一分散した超電導体を作製する事により、高い臨界電流密度が得られる。
請求項(抜粋):
Baを含まないCu化合物に、PtまたはRh粉末、もしくはPtまたはRhの化合物を0.001wt%から1.0wt%添加してから溶かし、PtまたはRhを溶液中に均一拡散させ、さらに溶液をクエンチしてから1μm 程度またはそれ以下に粉砕した後、該PtまたはRhを含むCu化合物とRE2 O3 、BaO2 とを、各々の金属元素比(RE:Ba:Cu)(RE:Yを含む希土類元素の1種類またはそれらの元素の組み合わせ)が原子パーセントで(10:60:30)、(10:20:70)、(50:20:30)の点で囲まれる領域内の組成となるように、上記元素化合物と混練、加圧成形し、熱処理、酸素富化をすることを特徴とする微細211相を含有するREBaCuO酸化物超電導体の作製方法。
IPC (4件):
C01G 1/00 ,  C01G 3/02 ZAA ,  H01B 12/00 ZAA ,  H01B 13/00 565

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