特許
J-GLOBAL ID:200903070648483469

スペクトラム拡散通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121263
公開番号(公開出願番号):特開平6-334628
出願日: 1993年05月24日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 スペクトラム拡散通信方法に関し、従来の遅延検波復調方式における、送信側の差動変換回路、受信側の搬送周波数帯でのPNコードの遅延回路を不用にし、回路の簡単化、低コスト化を図る。【構成】 送信側では、送信すべき源2値データの極性に応じて、PN信号を選択的に搬送波周波数信号と乗積して出力する。受信側では、相関器24によって、スペクトラム拡散信号中にPNコードが存在する間、PNコードの1周期ごとにマッチド・パルスを発生させる。リセット信号に対してセット信号を優先するフリップフロップ回路29は、マッチド・パルスをセット信号とし、PNコードの1周期分だけ遅延させたマッチド・パルスをリセット信号とし、その出力を復調データとする。
請求項(抜粋):
直接拡散変調によるスペクトラム拡散通信において、送信側にて、送信すべき源2値データの極性に応じてPNコードを選択的に出力し、その選択的に出力されたPNコードに、搬送周波数信号を乗積して、スペクトラム拡散信号を送出し、受信側にて、受信した前記スペクトラム拡散信号中に、前記選択的に出力されたPNコードが存在する間、PNコードの1周期ごとにパルスを発生させ、そのパルスと、そのパルスをPNコードの1周期分だけ遅延させたパルスとをそれぞれ、復調データを出力するための第1と第2の信号とし、前記第1の信号は、第2の信号に優先して、復調すべきデータを立ち上げた状態にし、前記第2の信号は、立ち上げられた状態の前記復調すべきデータを立ち下げて、復調データを得るようにしたスペクトラム拡散通信方法。

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