特許
J-GLOBAL ID:200903070649764313

外観検査による溶接状態判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214032
公開番号(公開出願番号):特開平5-054107
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】検査対象物の表面を照射する光源を簡単な構成にし、検査対象物の表面の高さ情報に関する処理を含まない画像処理を施す。【構成】レーザ溶接による溶接箇所に検査領域を設定する(ステップS1)。検査領域内で、溶接によって形成される凹凸の境界線上の画素の微分方向値に関する度数分布を求める(ステップS2〜S6)。特定範囲の微分方向値について、度数の総和を所定の閾値と大小を比較する(ステップS7,S8)。度数の総和が閾値よりも大きいときには良品と判定する。
請求項(抜粋):
複数の被加工物を重ね合わせてレーザ溶接により溶着した検査対象物の溶接箇所を含む空間領域を画像入力装置により撮像した後、画像処理を施すことによって溶接状態の良否判定を行う外観検査による溶接状態判定方法において、画像入力装置より入力された濃淡画像である原画像に基づいて、隣接画素との濃度の変化率に相当する微分絶対値を各画素の値とした微分絶対値画像と、隣接画素との濃度の変化方向に対応する微分方向値を各画素の値とした微分方向値画像と、濃度変化の境界線を示すエッジ画像とを作成し、溶接箇所を含む検査領域を設定した後、検査領域内でエッジ画像内の境界線上の画素について微分絶対値が所定の閾値より大きい画素を溶接特徴画素として求め、溶接特徴画素の微分方向値に関する度数分布を、あらかじめ設定されている良品の度数分布と比較することによって、溶接状態の良否を判定することを特徴とする外観検査による溶接状態判定方法。
IPC (5件):
G06F 15/62 ,  B23K 31/00 ,  G01B 11/24 ,  G01N 21/88 ,  H04N 7/18

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