特許
J-GLOBAL ID:200903070656873330

能動型振動制御装置及び能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-154872
公開番号(公開出願番号):特開平7-028477
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】制御精度の低下を招くことなく、基準処理信号の生成に必要な演算量を低減し、1サンプリング処理に要する時間を短くできるようにする。【構成】基準処理信号生成部23において、基準信号xの最新のインパルスが生成された時点を起点をした伝達関数フィルタC^lmのフィルタ係数C^lmj と、その一つ前のインパルスが生成された時点を起点とした伝達関数フィルタC^lmのフィルタ係数C^lmj とを時間軸上で整合させて加算して基準処理信号rlmを演算することとし、且つ、その演算の際には、伝達関数フィルタC^lmの各フィルタ係数C^lmj のうち、エンジンマウント及び加速度センサ間のインパルス応答の立ち上がり遅れ時間に対応するフィルタ係数を用いないこととする。
請求項(抜粋):
振動源から発せられた振動と干渉する制御振動を発生可能な制御振動源と、前記振動源の振動発生状態を検出し基準信号として出力する振動発生状態検出手段と、前記干渉後の振動を検出し残留振動信号として出力する残留振動検出手段と、フィルタ係数可変の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号と前記適応ディジタルフィルタの各フィルタ係数とを畳み込んで前記制御振動源を駆動する信号を生成する駆動信号生成手段と、前記制御振動源及び前記残留振動検出手段間のインパルス応答をモデル化した伝達関数フィルタと、前記基準信号と前記伝達関数フィルタの各フィルタ係数とを畳み込んで基準処理信号を生成する基準処理信号生成手段と、前記残留振動信号及び前記基準処理信号に基づいて前記干渉後の振動が低減するように前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新する適応処理手段と、を備えた能動型騒音振動制御装置において、前記基準処理信号生成手段は、前記伝達関数フィルタの前記インパルス応答の立ち上がり遅れ時間に対応するフィルタ係数を畳み込み演算に用いないことを特徴とする能動型振動制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  F16F 15/02 ,  G05B 13/04 ,  G05D 19/02 ,  G05B 13/02

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