特許
J-GLOBAL ID:200903070658914883

建築部材用継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328555
公開番号(公開出願番号):特開平9-165818
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 在来軸組工法と枠組壁工法の両特徴を混合した建築物等に適した骨組を構築し得る継手装置を提供することを課題とする。【解決手段】 コネクタ1Bを、夫々金属性の、基本継手部材2と選択的に組付けられる第1及び第2の応用継手部材3及び4とから構成し、建築構造物の基礎10から突出するアンカーボルト11にナット12を嵌合することで固定する。そして、鉛直建築部材としての柱5に形成されたスリット5aを、第1の応用継手部材3の連結用板部3aに嵌合した後で、ボルトを柱5の挿通孔5b及び連結用板部3aの挿通孔7に挿通し、柱5からのボルト突出部にナットを嵌合する。また、水平建築部材としての横架材8を、第2の応用継手部材4の受板部4aに仮置きした後で、ボルトを支持板部4bの挿通孔9及び横架材8の挿通孔8aに挿通し、横架材8からのボルト突出部にナットを嵌合する。
請求項(抜粋):
以下のAに示される締結手段と共に用いられ、Bに示される基本継手部材にC及びDに示される第1及び第2の応用継手部材の少なくとも1つを組み合わせて構成された建築部材用継手装置。A 締結手段B 水平方向に方形状の筒形空間を構成する上下と左右4つの側板部と、4つの側端が筒形空間を構成する4つの側板部の内面の略中央部に鉛直方向に固定される補強板部と、を含んで構成され、前記4つの側板部のうち水平方向に延びる下部側板部に、建築構造物の基礎に連結するための第1の前記締結手段が挿通される挿通孔が開設された基本継手部材。C 板面が鉛直方向に延び、一側端が前記基本継手部材の上部側板部の外面中央部への固定部となり、材軸が鉛直方向に延びる鉛直建築部材を連結するための第2の前記締結手段が挿通される挿通孔が開設された連結用板部を含んで構成された第1の応用継手部材。D 板面が水平方向に延び材軸が水平方向に延びる水平建築部材を受ける受板部と、板面が鉛直方向に延び該水平建築部材の側面を支持する支持板部と、を含んで構成され、前記受板部及び支持板部の夫々の一側端が相互を固定するための固定部となり、該受板部及び支持板部の他の一側端が前記基本継手部材の左右側部と該側部と直角な端部への固定部となると共に、前記支持板部に前記水平建築部材を連結するための第3の前記締結手段が挿通される挿通孔が開設された第2の応用継手部材。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58 505
FI (2件):
E04B 1/26 G ,  E04B 1/58 505 L

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