特許
J-GLOBAL ID:200903070664749622

VLIWプロセッサの圧縮されたプログラムを生成して実行する方法と配置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-590041
公開番号(公開出願番号):特表2002-533804
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】本発明は、1つのプログラムコードをコンパイルして生成された多数の命令語要素から成る複数の一次命令語の列が、或る配置で圧縮されて、複数の付随するプログラム語の列として記憶される、プロセッサ中の複数の機能単位を制御する方法、及びこの方法を実行するためのプロセッサ配置に関する。本発明の課題は、プログラム語の幅を小さく保持しつつ、動作速度を用途固有的に高めることにある。この課題は、方法面では、1つのプログラム語が、前の複数の一次命令語の第1グループから成る1つの一次命令語の1つの第1符合、及び複数の命令語要素を有し、これらの命令語要素は、このプログラム語に付随する一次命令語を、この第1符合に付随する一次命令語から区別することによって解決される。プログラム中に含まれる命令語要素が、前の1つの二次命令語と交換されえることによって、1つの二次命令語が、このプログラム語中に含まれる第1符合を用いて生成される。配置面では、命令語バッファが、一行ごとに自由に選択してアクセス可能な1つの記憶器から構成されことによって解決される。
請求項(抜粋):
【請求項01】 1つのプログラムコードをコンパイルして生成された多数の命令語要素から成る複数の一次命令語の列が、或る配置で圧縮されて、複数の付随するプログラム語の列として記憶され、そして、多数の命令語要素から成る逐次的に実行される複数の二次命令語が、複数のプログラム語の列から成る後続する1回の実行フェーズ中に全ての機能単位の制御に必要な十分の命令語の幅で生成される、プロセッサ中の複数の機能単位を制御する方法において、 構成の結果においては、1つのプログラム語(7)が、前の複数の一次命令語(5)の第1グループ(11)から成る1つの一次命令語(5)の1つの第1符合(10)、及び複数の命令語要素(6)を有し、この第1符合(5)は、このプログラム語(7)に付随する一次命令語(5)と完全に一致し、これらの命令語要素(6)は、このプログラム語(7)に付随する一次命令語(5)を、この第1符合(10)に付随する一次命令語(5)から区別すること、 この実行フェーズ中では、第1グループ(11)に対応する第2グループ(12)中の二次命令語(9)の数がそれぞれ、1つの第2符合(13)を伴って記憶されること、及び、 プログラム語(7)中に含まれる第1符合(10)を用いることによって、付随する一次命令語(5)に対応する第2グループ(12)に属する1つの二次命令語(9)が、付随する第2符合(13)によって算出され、そして、プログラム語(7)中に含まれる複数の命令語要素(6)が、この第2グループ(12)に属する二次命令語(9)中で交換されることによって、このプログラム語(7)に対応する二次命令語(9)が生成されることを特徴とする方法。 【請求項02】 第1グループ(11)は、その都度の一次命令語(5)の直前の複数の一次命令語(5)の1番目の数から成ること、及び、 第2グループ(12)は、複数の二次命令語(9)の2番目の数から成り、この2番目の数は、この1番目の数と少なくとも等しく、この場合、各二次命令語(9)は、グループの後続する二次命令語(9)を生成する直前に付加され、そして、この2番目の数を超えた最初に付加された二次命令語(9)が、第2グループ(12)から取除かれることを特徴とする請求項1に記載の方法。 【請求項03】 第2グループ(12)の新しく生成された二次命令語(9)が、その生成のために使用される二次命令語の代わりに記憶されることによって、この新しく生成された二次命令語(9)が付加されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 【請求項04】 新しく生成された二次命令語(9)が、記憶されないことを特徴とする請求項1に記載の方法。 【請求項05】 第1符号(10)が、それぞれのプログラム語に対して付随する一次命令語のその一次命令語に対する間隔として完全に一致して生成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 【請求項06】 第2符号(13)が、第2グループ(12)を記憶するために使用される1つの記憶器(14)内の第1符号に相当する前の1つの二次命令語のアドレスから構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 【請求項07】 プログラム語(7)が、命令語要素(6)の数から成り、この命令語要素(6)の数は、構成内部で極めて頻繁に発生する区別すべき命令語要素(6)の数に一致すること、及び、多数のプログラム語(7)が、複数の二次命令語(9)を合成するために使用され、生成のために使用される二次命令語(9)に対するその数は、プログラム語(7)中で取除かれた二次命令語(9)の数よりも多く必要であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 【請求項08】 最も頻繁に生成される命令語要素(6)の表示が可能であるように、ビット幅が或る程度に低減されることによって、及び、より大きなビット幅を表示するために必要な命令語要素(6)が発生するときに、多数のプログラム語(6)が使用されることによって、複数の命令語要素(6)が1つのプログラム語(6)中で圧縮されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 【請求項09】 命令語要素(6)の幅が、プログラム語(7)中で二分割され、1つ又は2つのプログラム語(7)が、これらの命令語要素(6)を表示するために設けられていることを特徴とする請求項8に記載の方法。 【請求項10】 複数の機能単位,これらの機能単位に割当てられた1つの命令語記憶器,及び二次命令語のビット幅に少なくとも等しい幅を有し、既に生成された命令語を記憶する1つの命令語バッファから構成された、本発明の方法を実行するためのプロセッサ配置において、命令語バッファが一行ごとに自由に選択してアクセス可能な1つの記憶器(14)から構成されていることを特徴とするプロセッサ配置。
IPC (3件):
G06F 9/30 350 ,  G06F 9/30 310 ,  G06F 9/38 370
FI (3件):
G06F 9/30 350 F ,  G06F 9/30 310 A ,  G06F 9/38 370 X
Fターム (5件):
5B013DD00 ,  5B013DD10 ,  5B033AA06 ,  5B033BA01 ,  5B033BE05

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