特許
J-GLOBAL ID:200903070669189889

干渉回避方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217578
公開番号(公開出願番号):特開平8-084365
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 使用可能なチャネル資源が少なく、しかも周辺のサービスエリアと干渉を起こす可能性が高い移動通信システムの設置・運用を可能とする干渉回避方法を提供する。【構成】 本発明を適用した基地局Cは移動局Dと通信中であり、移動局Dからの上り信号Hを受信しているが、周辺システムの移動局Bが基地局Aと通信するために送信している上り信号Fの影響を受け、干渉Iが発生する。この状態において、基地局Cが送信出力を最大値まで増加させることで(図示J)、その下り信号がKとなる。この結果、移動局Bでの下り信号受信に干渉Lが発生する。この干渉Lにより、基地局A〜移動局B間でチャネル切替が行われるので、干渉Iの発生原因となっていた電波Fは電波Hへ影響を与えなくなり、干渉Iが無くなる。
請求項(抜粋):
使用チャネルの干渉検出に応じて通信チャネルを切り替える機能を有する他の移動通信システムとサービスエリアが隣接し、少なくともいずれか一方の送信電力が可変制御される基地局と移動局が互いに無線通信を行う移動通信システムに適用される干渉回避方法であって、前記基地局もしくは移動局が当該システムの使用チャネルと前記他のシステムの使用チャネルとの干渉を検出する第1ステップと、前記第1ステップにおいて干渉を検出した場合、前記基地局もしくは移動局がその送信電力を所定期間増大させることにより前記他のシステムに干渉を検出させ、その通信チャネルの切り替えを促す第2ステップとを有することを特徴とする干渉回避方法。

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