特許
J-GLOBAL ID:200903070671403170
双安定な強誘電性の液晶セル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317406
公開番号(公開出願番号):特開平10-197902
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 視角依存性が少なく、スイッチング時間が短く、エネルギ源なしにデータの記憶ができる可能性を有し、加えて双安定なSSFCLおよびSBFCLの表示セルの難点を持っていない双安定な液晶セルおよびこの液晶セルを作製する方法を提供する。【解決手段】 強誘電シラルスメクティック複屈折性の液晶層を有する液晶セル21と偏光手段を備え、セル20が液晶層21を閉じ込めた一対の平行な板22,23を有し、両方の板の各々に液晶層21の分子を整列させる表権構造体と電場を発生する電極26,27を備え、液晶層21が膜厚d,自発分極PS > 50nC/cm2および飽和スイッチング角α> 45 °を有する双安定な液晶セルにあって、液晶層21が重合した分子を含み、膜厚dがセルのない状態の未重合液晶層のラセンピッチpより大きい。また、液晶セルを作製する方法にあって、未重合状態の強誘電液晶混合物を予め用意したセルに充填し、このセルを重合させるため両側から同じ強度の光で照明し、重合処理の間に対称な交番電圧をこのセルに印加する。
請求項(抜粋):
強誘電性のキラルスメクティック複屈折液晶層を有する液晶セル(21)と偏光手段を備え、セル(20)が液晶層(21)を閉じ込めた一対の平行な板(22,23)を有し、両方の板の各々に液晶層(21)の分子を整列させる表権構造体と電場を発生する電極(26,27)を備え、液晶層(21)が膜厚d,自発分極PS > 50 nC/cm2および飽和スイッチング角α> 45 °を有する双安定な液晶セルにおいて、液晶層(21)が重合した分子を含み、膜厚dがセルのない状態の未重合液晶層のラセンピッチpより大きいことを特徴とする液晶セル。
IPC (2件):
G02F 1/141
, G02F 1/1335 510
FI (2件):
G02F 1/137 510
, G02F 1/1335 510
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭64-063931
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特開平1-152430
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光変調装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-214133
出願人:フィリップスエレクトロニクスネムローゼフェンノートシャップ
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