特許
J-GLOBAL ID:200903070671558140

移動体の運行異常自動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322178
公開番号(公開出願番号):特開平10-149498
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】定期便トラック等の多数の移動体が自己の運行異常を自動的に診断してその状況を固定局に自動的に送信することにより、固定局における多数の移動体の運行管理の能率化と設備費及び通信費の軽減を図る。【解決手段】各移動体にGPS受信機と.コンピュ-タ装置と,携帯電話機等の通信装置を搭載し、各移動体のコンピュ-タ装置がGPS受信機からの位置と時間デ-タ等により得られる現在の運行状況と予め記憶し設定された運行予定条件とを比較して運行異常の有無を自己診断して,運行異常を検出した場合にその状況を通信装置と電話回線網等の通信手段を介して固定局に自動的に送信し、固定局のコンピュ-タ装置の画面にその運行異常の状況を表示等する。
請求項(抜粋):
複数の車両,列車,船舶等の移動体(以下「移動局」という)の運行異常の情報を固定局に自動的に送信するシステムにおいて、各移動局側には、GPS受信機と,タイマ-内蔵の中央処理装置と,記憶装置と,携帯電話機等の通信装置を電気的に接続して搭載し、固定局側には、携帯電話機等の通信装置と,中央処理装置と,記憶装置と,表示部と,入力装置と,地図デ-タと,プリンタを電気的に接続して装備するとともに、固定局と各移動局との間を携帯電話回線網等の通信手段を介して接続してなり、各移動局の中央処理装置は、GPS受信機から得られる位置デ-タと時間デ-タに基づき常に運行中の現在地の位置情報を把握しそれを記憶装置に記憶させるとともに、その位置情報に基づく現在地の走行状況と,記憶装置に予め記憶され所定の運行経路の各地点に対する位置デ-タと時間デ-タとにより与えられている所定の運行予定条件とを比較して運行の正常性をチェックし、運行異常を検知した場合,即ち各移動局が設定時間内に指定場所又はそこから所定の範囲内の地点に到達しなかったことを検知した場合に,そのときの現在地及び通過した地点における位置デ-タと時間デ-タ等の走行情報を通信装置を介して固定局に自動的に送信せしめる一方、固定局の中央処理装置は、送信された当該移動局の運行異常の走行情報を記憶装置に記憶させるとともに、それを地図を表示した表示部の画面上に表示せしめることを特徴とする移動体の運行異常自動通信システム。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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