特許
J-GLOBAL ID:200903070676745932

MRI装置における核スピンの選択励起方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-213165
公開番号(公開出願番号):特開平5-300895
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】静磁場発生磁石により生成される強い均一な静磁場の領域から外れた所に位置する被検体中の核スピンから発生する信号によるアーチファクトをなくすと共に、撮像計測以外のパルスシーケンスをなくし、スループットを向上する。【構成】静磁場内に被検体1を位置させ、第1ステップとして静磁場Bとスライス方向傾斜磁場Gs1を印加すると共に、周波数がf1 の第1の高周波パルス102を照射する。この時、被検体10のスライス面31,32内の核スピンが励起される。次に、第2ステップとして、静磁場Bとスライス方向傾斜磁場Gs2を印加の下に、周波数がf2 の第2の高周波パルス106を照射する。これにより、スライス面31,33内の核スピンが励起される。NMR信号は結果として、スライス面31からのみとなる。【効果】アーチファクトをなくすステップは、従来のように、撮像計測のパルスシーケンス前や繰返しの間に行う必要がなくなるので、スループットが向上できる。
請求項(抜粋):
被検体に対し所定方向へ第1の勾配磁場を印加するとともに、前記被検体の所定位置の磁場強度に対応する磁気共鳴周波数の第1の高周波パルスで前記被検体の所定位置の核スピンを励起する第1のステップと、この第1のステップの後に、前記所定方向へ前記第1の勾配磁場とは異なる第2の勾配磁場を印加するとともに、前記第1のステップで励起された前記所定目的部位の核スピンを第2の高周波パルスを照射して更に励起する第2のステップとを含むMRI装置における核スピンの選択励起方法。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/32 ,  G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 351 ,  G01N 24/04 L ,  G01N 24/08 Y
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-034338
  • 特開昭62-167550
  • 特開平2-063435

前のページに戻る