特許
J-GLOBAL ID:200903070682101885

マイクロレンズの金型加工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309923
公開番号(公開出願番号):特開平6-154934
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 形状補正が可能なポンチを提供すると共に、隣接するレンズ型要素の干渉を解消できるようにポンチの形状補正をした上で、マイクロレンズ型を形成することである。【構成】 ポンチ10の曲率半径(R1)とレンズ型要素16の近似曲率半径(R2)との関係を予め実験的に求めておく。ポンチ10を超硬合金で構成し、このポンチ10の先端に、前記関係に基づき、所望のレンズ型要素の曲率半径(R2)に対応した曲率半径(R1)の凸状面を形成する。このポンチ10を試験的に金型母材14表面に切り込ませて複数のレンズ型要素16を格子状配列で隣接して形成する。周囲をレンズ型要素16で囲まれた任意のレンズ型要素16の半径方向に沿った測定ラインでの面高誤差を測定し、この誤差を補正量に置換えてポンチ10を補正加工し、該補正加工したポンチ10を使用してマイクロレンズの金型を加工する。
請求項(抜粋):
金型母材の表面を鏡面加工し、該鏡面に対し、先端が微小な凸状面とされたポンチを押し込み装置により垂直に連続ストロークさせると共に、前記金型母材を前記ストローク方向と直角方向に多数回走査移動させ、金型母材表面に多数の凹状面のマイクロレンズ型要素を格子状配列で隣接して形成するマイクロレンズの金型加工法において、前記ポンチの凸状面の曲率半径(R1)と、前記曲率半径(R1)で形成される前記レンズ型要素の凹状面の近似曲率半径(R2)との関係を実験的に求め、ポンチを超硬合金で構成すると共に、その先端に、曲率半径(R1)と(R2)の前記関係に基づき、所望の曲率半径(R2)のレンズ型要素を形成するための凸状面を形成し、前記ポンチを、試験的に金型母材表面に切り込ませて複数のレンズ型要素を格子状配列で隣接して形成し、周囲をレンズ型要素で囲まれた任意のレンズ型要素の凹状面の、半径方向に沿った測定ラインでの面高誤差を測定し、前記面高誤差を補正量に置換えて前記ポンチの凸状面を補正加工し、該補正加工したポンチを使用してマイクロレンズの金型を加工することを特徴とするマイクロレンズの金型加工法。
IPC (4件):
B21J 5/00 ,  B21K 5/00 ,  B29C 33/38 ,  B29C 43/36

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