特許

J-GLOBAL ID：200903070685631737

グロメットおよびこれを適用した建設機械の配管構造

発明者： 小田 重之
出願人/特許権者： 油谷重工株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-103226
公開番号（公開出願番号）：特開平9-264039
出願日： 1996年03月29日
公開日（公表日）： 1997年10月07日
要約：

【要約】【課題】 従来技術の一配管実施例では車体内部に設けた仕切板の配管通し用穴部に配管保護のため、また配管通し用穴部とホースとの隙間を遮断するためにウレタンフォームを貼付けていた。しかしその貼付けたウレタンフォームのシール性が悪く、また貼付けたウレタンフォームの接着が剥離することがある。本発明は上記隙間を確実に遮断し、かつ上記仕切板部材の配管通し用穴部の内周面とグロメットとの間に、機体振動に対応するための余裕隙間をそなえた配管装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明のグロメットは中央部に配管挿通用の貫通穴を開穿した円板状のつば部と円筒部とを一体形に形成し、また上記つば部の外周縁部の全周にわたって配管通し用穴部の内周縁部が嵌合可能な嵌着用溝を形成し、またグロメットの材料を柔軟性を有する合成樹脂材に設定した。また上記嵌着用溝の底面と、上記配管通し用穴部の内周面との間に余裕隙間を設けた。

請求項（抜粋）：

中央部に配管挿通用の貫通穴を開穿した円板状のつば部と、上記貫通穴を延長せしめる円筒部とを一体形に形成し、配管通し用穴部に嵌着可能にしたことを特徴とするグロメット。