特許
J-GLOBAL ID:200903070692085330

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308495
公開番号(公開出願番号):特開平5-121273
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 電解重合法により電解重合膜を形成する際に用いられる電解重合液のpH値とそのモノマー濃度をほぼ一定に保つことにより、電解重合液の繰り返し使用を可能にするとともに、製品の不良率を改善させる。【構成】 電解重合液LのpHを測定するpH電極10と、電解重合時に陽極箔2に印加される重合電圧を測定する電圧計4と、電解重合液Lにそのモノマーを補給するモノマー補給槽5と、同電解重合液Lに酸またはアルカリのpH調整液を供給するpH調整液供給槽8,9と、中央演算処理手段(CPU)6,11とを備え、pH電極10および電圧計4からの検出信号に基づいてモノマー補給槽5とpH調整液供給槽8,9からそれぞれ適量のモノマーおよびpH調整液を供給して、電解重合液LのpHとモノマー濃度を制御しながら電解重合膜を形成する。
請求項(抜粋):
アルミニウムの陽極箔に導電性高分子物質からなる固体電解質を形成するにあたって、化学酸化重合法により化学酸化重合膜を形成し、次に電解重合液中に浸漬し電解重合法により同化学酸化重合膜上に電解重合膜を形成するようにした固体電解コンデンサの製造方法において、上記電解重合液のpHを測定するpH測定手段と、電解重合時に上記陽極箔に対して印加される重合電圧を測定する重合電圧測定手段と、上記電解重合液にそのモノマーを補給するモノマー補給手段と、同電解重合液に酸またはアルカリのpH調整液を供給するpH調整液供給手段と、中央演算処理手段(CPU)とを備え、上記pH測定手段および上記重合電圧測定手段からの検出信号に基づいて同CPUにより上記モノマー補給手段と上記pH調整液供給手段を制御して、上記電解重合液のpHとモノマー濃度を制御しながら電解重合膜を形成するようにしたことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。

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