特許
J-GLOBAL ID:200903070697577711

不飽和ケトンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-333291
公開番号(公開出願番号):特開2000-159721
出願日: 1999年11月24日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 α,β-不飽和アルコールとアセト酢酸アルキルとの反応を、高沸点溶剤の不在下でかつ他の不飽和ケトン形成させない方法で相応の不飽和ケトンを得る。【解決手段】 α,β-不飽和アルコールとアセト酢酸アルキルとを、有機アルミニウム化合物の存在下で、脱離ならびに該反応中にアセト酢酸アルキルから脱離するアルコールの蒸留による連続的除去を実施して連結した精留塔を有する反応器系で反応させる。
請求項(抜粋):
一般式I:【化1】[式中、点線は付加的なC-C結合であってよく、R1は1〜2個の炭素原子を有するアルキル基であり、R2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である]の不飽和ケトンを、一般式II:【化2】のα,β-不飽和アルコールと式III:【化3】[式中、R3は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である]のアセト酢酸アルキルとを、反応させるべきアセト酢酸アルキルに対して触媒としての有機アルミニウム化合物0.1〜5モル%の存在下で脱離ならびに反応中にアセト酢酸アルキルから脱離し、一般式IV:R3-OH (IV)を有するアルコールの蒸留による連続的除去をして連結された精留塔を有している反応器系において反応させることにより製造するための方法において、A沸点140°C未満のα,β-不飽和アルコールを、有効量の溶剤の不在下に有機アルミニウム化合物と一緒に反応容器中に導入し、B170°C〜250°Cの間のできる限り一定な反応温度を高めた圧力下で調節し、Cこの温度でアセト酢酸アルキルを、Aで得られたα,β-不飽和アルコールおよび有機アルミニウム化合物の混合物に配量添加し、D反応の間に、反応混合物中のアセト酢酸アルキルの含有量を0.1〜10質量%の間のできる限り一定な値に調節することを特徴とする不飽和ケトンの製造方法。
IPC (4件):
C07C 45/70 ,  B01J 31/12 ,  C07C 49/203 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 45/70 ,  B01J 31/12 Z ,  C07C 49/203 E ,  C07B 61/00 300

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