特許
J-GLOBAL ID:200903070701838517

急速凍結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296556
公開番号(公開出願番号):特開平10-142123
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 細胞・組織の微細構造を生のままの生体活動の動的な状態で凍結固定可能なものとすること。さらに、凍結操作の操作性と再現性の向上と効率化を図るものとすること。【解決手段】 液体ヘリウムに浸漬されたベース冷却ブロック21の上に脱着可能な金属ブロック22を積載し、回転駆動機構24によって新しい凍結圧着面に回転移動をする。凍結操作は試料30を試料保持具31にろ紙や緩衝材を介して取り付け試料挿入棒29の先端に取り付ける。試料挿入棒29は移動機構32に装着されて空気圧駆動によって降下し圧着凍結動作が行われる。設定の時間圧着凍結後、液体窒素あるいは化学固定液の入った試料回収容器33の中に回収し液体窒素あるいは化学固定液に浸漬して凍結試料の保存を行う。これらの操作はシーケンス化される。
請求項(抜粋):
液体ヘリウムを収容する容器と、前記容器内で液体ヘリウム温度に冷却された金属ブロックと、試料を先端部に保持できる極低温で熱伝導率が高くかつ熱容量の小さい保持具と、前記容器の上面部に設けられ前記保持具を保持するとともに所定のシーケンスに従って移動させられて前記保持具に保持された試料を前記金属ブロックの上面に押し付けた後復帰する移動機構と、前記容器の上面部に設けられ前記移動機構が通過するときのみ開放される開口部の熱遮断シャッター機構と、前記金属ブロックの試料との接触面を更新する回転機構とを備えることを特徴とする急速凍結装置。
IPC (2件):
G01N 1/28 ,  F25D 3/10
FI (5件):
G01N 1/28 K ,  F25D 3/10 D ,  F25D 3/10 A ,  G01N 1/28 F ,  G01N 1/28 J

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