特許
J-GLOBAL ID:200903070705848185

補強盛土構造物およびその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059639
公開番号(公開出願番号):特開平11-256581
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 地盤改良が難しい場合でも、アンカーの定着を確保し、施工時間を短縮すること。【解決手段】 構造物は、下床版10と、擁壁12と、タイロッドアンカー14と、盛土16と、天版18と、鉛直アンカー20とを有している。擁壁12は、複数のプレキャストパネル12aを下床版10の外周に沿うようにして、下床版10上に上下方向に組合せたものであって、上端が開口した角筒状に形成されている。盛土16は、上端が開口した擁壁12内に充填されており、層状の盛土16中には、網目状の補強材24が介在させられている。各補強材24の外周縁は、上下方向に隣接設置されるプレキャストパネル12a間に挟持固定されている。アンカー14は、最下段と最上段のパネル12aに緊張力を導入して定着固定されている。アンカー20は、下床版10と天版18との間に緊張力を導入して固定されている。
請求項(抜粋):
基礎地盤上に載置される下床版と、プレキャストパネルを上下方向に組合せて、上端が開口した中空筒状に形成される擁壁と、組合わされた前記プレキャストパネル間を上下方向に貫通し、緊張力を導入して、前記プレキャストパネル間を緊結させるタイロッドアンカーと、前記擁壁内に網目状補強材を介在させて多段状に積層される盛土と、前記盛土上に載置される天版と、前記盛土内を鉛直方向に貫通し、緊張力を導入して、前記下床版と前記天版とに端部が定着される鉛直アンカーとを備えたことを特徴とする補強盛土構造物。
IPC (2件):
E02D 17/18 ,  E02D 29/02 301
FI (2件):
E02D 17/18 A ,  E02D 29/02 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
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