特許
J-GLOBAL ID:200903070710314202

金属不含フタロシアニンの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-313710
公開番号(公開出願番号):特開平7-207173
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 金属不含フタロシアニンの製法。【構成】 置換基として、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基、C1〜C18-アルキル基及び/又はアリール基16個迄を有しうる金属不含フタロシアニンの、o-フタロジニトリル、置換o-フタロジニトリル又はこれらの混合物の還元的環化による製法は、式I:【化1】[式中、置換基Xは、同じか又は異なり、各々ヒドロキシ、メルカプト、アミノ又はC1〜C6-アルキルアミノを表し、置換基Yは同様に同じか又は異なり、各々ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-アルコキシ又はC1〜C6-アルコキシカルボニルを表し、mは1〜4であり、nは0〜5であり、但しm+n≦6であり、かつベンゼン環Aは、別のベンゼン環と融合することができる]の芳香族化合物及び無機塩基の存在下に、C2〜C4-アルキレンモノグリコール、-オリゴグリコール又は-ポリグリコール、これらのモノ-C1〜C8-アルキル-又は-アリールエーテル又はこれらの混合物中で環化を行うことからなる。
請求項(抜粋):
o-フタロジニトリル、置換o-フタロジニトリル又はこれらの混合物の還元的環化により、置換基として、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基、C1〜C18-アルキル基及び/又はアリール基16個迄を有しうる金属不含フタロシアニンを製造する際に、式I:【化1】[式中、置換基Xは、同じか又は異なるものであってよく、各々ヒドロキシ、メルカプト、アミノ又はC1〜C6-アルキルアミノを表し、置換基Yは同様に同じか又は異なるものであってよく、各々ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-アルコキシ又はC1〜C6-アルコキシカルボニルを表し、mは1〜4であり、nは0〜5であり、但しm+n≦6であり、かつベンゼン環Aは、別のベンゼン環と融合することができる]の芳香族化合物及び無機塩基の存在下に、C2〜C4-アルキレンモノグリコール、-オリゴグリコール又は-ポリグリコール、これらのモノ-C1〜C8-アルキル-又は-アリールエーテル又はこれらの混合物中で環化を行うことを特徴とする、金属不含フタロシアニンの製法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-087288

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