特許
J-GLOBAL ID:200903070713722379

映像符号器・復号器を用いた符号化映像の送受信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322125
公開番号(公開出願番号):特開平6-178286
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 伝送遅延・こま落し・画質の大幅な低下などの原因となる発生情報量の変動を抑えつつ、符号器と復号器の画像メモリの不一致を確実に解消する。【構成】 受信側端末22は、伝送エラー検出部23によって、送信側端末19との伝送エラーを検出し、伝送エラーが生じると、送信側に伝送エラー通知24を送出する。また、送信側端末19は、伝送エラー通知24を授受すると、動き補償ベクトル使用制限モードととなり、フレーム間符号化を行う際の動き補償ベクトルの使用を禁止、あるいは、該動き補償ベクトル使用制限モード開始時点以降にフレーム内符号化を終了した領域以外からの動き補償ベクトルの使用を禁止して符号化を続行する。そして、該動き補償ベクトル使用制限モード開始後、映像フレーム全体が少なくとも一度、フレーム内符号化された後に、該動き補償ベクトル使用制限モードを解除する。
請求項(抜粋):
既に送受された映像フレームの内容を送信側・受信側それぞれの画像メモリに蓄え、次に送信する映像フレームの内容と前記画像メモリの内容との違いを示す動き補償ベクトルおよび差分情報を符号化して送受し、前記動き補償ベクトルおよび前記差分情報を復号化して前記画像メモリの内容に加算することにより新しい映像フレームの内容を得る動き補償フレーム間符号化を基本とし、前記画像メモリの内容と次に送信する映像フレームの内容との差が大きく、前記画像メモリを参照しても符号量が圧縮されないシーンチェンジ等の場合、あるいは、符号化・復号化における量子化・逆量子化で発生する量子化誤差が前記画像メモリに蓄積されていくことを避ける場合に、前記画像メモリを参照せずにフレーム内符号化を行なう、映像符号器・復号器を用いた符号化映像の送受信システムにおいて、前記受信側は、前記送信側との伝送エラーを検出する検出手段を備え、伝送エラーが生じると、前記送信側に通知し、前記送信側は、前記伝送エラーを授受すると、動き補償ベクトル使用制限モードとなり、該動き補償ベクトル使用制限モード中は、フレーム間符号化を行う際の動き補償ベクトルの使用を禁止、あるいは、該動き補償ベクトル使用制限モード開始時点以降にフレーム内符号化を終了した領域以外からの動き補償ベクトルの使用を禁止し、該動き補償ベクトル使用制限モード開始後は、映像フレーム全体が少なくとも一度、フレーム内符号化された後に、該動き補償ベクトル使用制限モードを解除することを特徴とする映像符号器・復号器を用いた符号化映像の送受信システム。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  G06F 15/66 330

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