特許
J-GLOBAL ID:200903070714256266

高周波加速空胴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-147282
公開番号(公開出願番号):特開平9-330799
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】表面電流によるジュール損失を抑えて加速モードのシャントインピーダンス低下を抑制し、導波管によるビーム不安定性の低減効果を一層高める。【解決手段】高周波加速空胴7は、空胴本体10に取り付けたアンテナ12及びチューナー13のほか、荷電粒子ビームBEが加速されている間に空胴本体10内に存在する所定の高次モードを導波する導波管15aを備える。この導波管15aを、管状の外導体18及びその外導体18の内径よりも小さい外径を有する内導体17で構成し、かつ、外導体18の内側面及び内導体17の外側面が成す環状空間部SPが空胴本体10内を臨む状態、即ち断面円形状のスロット16aを介して空胴本体10に取り付ける。環状空間部SPに高次モードを吸収可能な高周波吸収体19を配置する。
請求項(抜粋):
荷電粒子ビームが通過可能な空胴本体にアンテナ及びチューナーを取り付け、上記アンテナから上記空胴本体に所定の加速モードの共振周波数に設定された高周波電力を供給させ且つ上記チューナーを駆動して上記空胴本体の共振周波数を調整させることにより、上記空胴本体内の上記荷電粒子ビームを加速するようにした高周波加速空胴において、上記荷電粒子ビームが加速されている間に上記空胴本体内に存在する所定の高次モードを導波する導波管を備え、この導波管を管状の外導体及びその外導体の内径よりも小さい外径を有する内導体で構成し且つ上記外導体の内側面及び内導体の外側面が成す環状空間部が上記空胴本体内を臨む状態で当該空胴本体に取り付けたことを特徴とする高周波加速空胴。
IPC (2件):
H05H 13/04 ,  H05H 7/18
FI (2件):
H05H 13/04 D ,  H05H 7/18

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