特許
J-GLOBAL ID:200903070715049744

シュ-プレス用のベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-143009
公開番号(公開出願番号):特開2000-017594
出願日: 1999年05月24日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 長尺ニッププレスベルトは必要条件によって、含浸材が基礎布の中に浸透する深さを制御する必要性が屡々ある。これは基礎布の片側だけがコートされるべきか、又は両側が別々の操作でコートされるべきかそのどちらかが望まれるからである。【解決手段】 抄紙機上の長尺ニッププレス用の長尺ニッププレスベルトはエンドレス基礎支持基材、エンドレス基礎支持基材の両側の少なくとも一つに取付けられたステープルファイバーバット、及びエンドレス基礎支持基材とステープルファイバーバットより成っているファイバー/基材複合構造に完全に含浸している重合樹脂材を含む。重合樹脂材の層は長尺ニッププレスベルトの各側で予め決められた厚さまでファイバー/基材複合構造上に組上げられる。いったん重合樹脂材が硬化すると、少なくとも内側表面は研磨された表面にどんな繊維もむき出しにせずに望ましい滑らかさに研磨される。
請求項(抜粋):
基礎支持基材、前記基礎支持基材はエンドレスループの形をなしていて外側と内側を有している;前記基礎支持基材の前記内側と外側の一つに取付けられてそこを通って少なくとも部分的に広がっている第一ステープルファイバーバット、前記基礎支持基材と前記第一ステープルファイバーバットは共にファイバー/基材複合構造を構成している;前記ファイバー/基材複合構造に前記基礎支持基材の前記内側からそれの中の一様な深さまで含浸している第一重合樹脂材、前記第一重合樹脂材は前記基礎支持基材の前記内側の前記ステープルファイバーバットの上に層を形成し且つ研磨された表面を有しており、研磨によって前記第一ステープルファイバーバットが前記研磨された表面にむき出しにされることはない;及び前記ファイバー/基材複合構造に前記基礎支持基材の前記外側から前記第一重合樹脂材まで含浸している第二重合樹脂材、前記第二重合樹脂材は前記基礎支持基材の前記外側の前記ステープルファイバーバットの上に層を形成している、より成っている抄紙機上の長尺ニッププレス用の長尺ニッププレスベルト。

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