特許
J-GLOBAL ID:200903070716614089
修飾バックボーンを有するアンチセンスプローブと核酸の液中ハイブリッド形成
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-551045
公開番号(公開出願番号):特表2002-516667
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】本発明は、アンチセンス・プローブのレーザー誘導蛍光を用いて、流体媒質中の核酸塩基含有配列を迅速に、経済的にかつ効率的に配列決定し、分析するための方法を提供する。このプローブは、低い負電荷のアニオン・バックボーンを有することができる。適当なプローブは、メチルホスホネート・バックボーンを含むことができる。ハイブリダイゼーション複合体とハイブリダイズされないプローブとが検出前に分離されるときに、流体試験媒質の蛍光強度はプローブとターゲットとの間のミスマッチの数に逆比例する。ハイブリダイゼーション複合体とハイブリダイズされないプローブとが検出前に分離されないときに、流体試験媒質の蛍光強度はターゲット配列に関してプローブのハイブリダイゼーション効率に逆比例し、プローブとターゲットとの間のミスマッチの数に比例する。この方法を用いて、折りたたみ核酸塩基含有配列中のアクセス可能な領域を同定し、ハイブリダイゼーション複合体中のミスマッチ対の数を測定し、ゲノム・マッピングすることができる。
請求項(抜粋):
流体媒質中の少なくとも1つの一本鎖又は二本鎖核酸塩基含有ターゲット配列の検出方法であって、 前記流体媒質に前記少なくとも1つの核酸塩基含有ターゲット配列とハイブリダイゼーション複合体を形成することができるアンチセンス・プローブを加える工程であって、前記アンチセンス・プローブが匹敵するホスホジエステル・バックボーンよりも小さい陰性である電荷を有するバックボーンを含む前記工程と; 前記ハイブリダイゼーション複合体からハイブリダイズされないアンチセンス・プローブを分離して、試験媒質を形成する工程と; 前記試験媒質に、前記ハイブリダイゼーション複合体中の蛍光マーカーを励起させて、前記蛍光マーカーに蛍光を放出させる波長を有するレーザー・ビームを照射する工程と; 前記放出蛍光の強度を測定する工程と; 前記測定強度を基準強度と比較して、前記流体媒質が前記少なくとも1つのターゲット配列を含有するかどうかを検出する工程とを含み、 前記測定強度が前記少なくとも1つの核酸塩基含有ターゲット配列と前記アンチセンス・プローブとの間の塩基ミスマッチの数に、0塩基ミスマッチ(0を含む)から少なくとも3塩基ミスマッチまでの範囲にわたって逆比例し、前記分離工程以外の前記方法が前記アンチセンス・プローブ、前記少なくとも1つの核酸塩基含有ターゲット配列又は前記ハイブリダイゼーション複合体のいずれも固体サポート又はゲルに結合させることなく完全に行われる前記方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA
, C12Q 1/68
FI (2件):
C12Q 1/68 A
, C12N 15/00 ZNA A
Fターム (13件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024HA14
, 4B024HA19
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR32
, 4B063QR56
, 4B063QR66
, 4B063QS34
, 4B063QX02
引用文献:
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