特許
J-GLOBAL ID:200903070722856515

繊維強化樹脂製ゴルフシャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-349671
公開番号(公開出願番号):特開2002-219201
出願日: 2001年11月15日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】ゴルフクラブのスイングを容易にすること。【解決手段】ゴルフクラブのシャフトは第1及び第2の傾斜糸11,12より構成された組物層21を有する。傾斜糸11,12の配向角度+θ,-θは、シャフト長手方向軸13に対して+30 ゚〜+60 ゚、-30 ゚〜-60 ゚である。組物層21には、傾斜糸11,12の幅の平均値をt、傾斜糸11,12の幅の標準偏差をσt、シャフトの直径をD、傾斜糸11,12の打ち込み本数を各々n本とした場合に、n・{(t-σt)/cosθ} ≦ π・D ≦ n・{(t+σt)/cosθ}が成り立つ部分が存在する。同式を満たす組物層21では、傾斜糸11,12間の空隙Sが極力排除される。本発明のシャフトでは、ヘッドスピードがゼロの時のシャフトの縦弾性率に対するスイング中のシャフトの縦弾性率が、ヘッドスピードの増大に伴って徐々に増加し、スイング中の遠心力によるシャフトの変形が抑えられる。
請求項(抜粋):
シャフトの全長にわたってシャフト長手方向軸(13)に対して第1の配向角度(θ)を有する第1の傾斜糸(11)と、第1の傾斜糸(11)とシャフト長手方向軸に対して対称な第2の配向角度(-θ)を有する第2の傾斜糸(12)とを備えた組物層(21,22,31,32)を有する繊維強化樹脂製ゴルフシャフトであって、ヘッドスピードがゼロの時の前記シャフトの縦弾性率に対するスイング中の前記シャフトの縦弾性率が、ヘッドスピードの増大に伴って徐々に増加することを特徴とするゴルフシャフト。
IPC (2件):
A63B 53/10 ,  A63B 53/00
FI (2件):
A63B 53/10 A ,  A63B 53/00 B
Fターム (6件):
2C002AA05 ,  2C002CS03 ,  2C002MM02 ,  2C002PP01 ,  2C002SS02 ,  2C002SS03
引用特許:
審査官引用 (1件)

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