特許
J-GLOBAL ID:200903070731903330

質問装置、応答装置及び列車追突防止用監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035356
公開番号(公開出願番号):特開平8-268284
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 各列車が独自に状況判断できる自己完結型監視システムを提供する。【解決手段】 質問装置(a) は一定周期で質問電波I(t)を送信し、応答装置(b)に受信した質問信号I(t-τ) に同期したスペクトラム拡散電波T(t ′) を送信させ、応答電波T(t ′- τ) から包絡線相関ネットワークA8が復元した応答符号と符号発生回路A11 からの参照符号との相関を取る。参照符号は比較回路A9が相関値が基準値を超えたのを検出するまで遅延回路A10 の遅延操作に従い1ビット幅ずつ遅延して発生する。1ビット以内の相関が取れると、前回と今回の相関値の差値を比較回路A9に入力させ、遅延回路A10 を制御して1ビット幅を区分した単位幅ずつ遅延した参照符号を発生させ、差値が零付近になった時の操作遅延量を伝搬時間として指示部C1に与え距離表示させる。
請求項(抜粋):
一定周期のシステムクロックを出力する手段と; システムクロックに同期して一定周期で繰り返す質問パルスを出力する手段と; 送信アンテナと; 質問パルスを受けてパルス状電波を送信アンテナから送信させる手段と; 受信アンテナと; 受信アンテナが受信した前記質問パルスに対する応答信号としてのスペクトラム拡散電波を受信処理して拡散符号を復調する手段と; 前記システムクロックから前記スペクトラム拡散電波の1チップ分遅延したタイミング信号に同期して前記拡散符号と同一かつ基準とする参照コードを出力する手段と; 受信拡散符号と参照コードとの相関値を出力し、かつ差値演算指令を受けて前回相関値と今回相関値との差値を出力する手段と; 入力する相関値が受信拡散符号と参照コードとのずれが拡散符号の1ビット内に含まれることを示す基準値を超えるまでは第1更新指令を出力し、基準値を超えたとき差値演算指令を出力し、入力する差値が零付近を示すまでが「継続指令」で、差値が零付近を示すと「終了指令」となる第2更新指令を出力する手段と; 第1更新指令を受けてシステムクロックを1ビット幅単位で遅延したのに相当する前記タイミング信号を出力し、第2更新指令を受けて、「継続指令」であるときシステムクロックを1ビット幅を細分化する単位幅で遅延したのに相当する前記タイミング信号を出力し、「終了指令」であるときそのときまでに行った遅延操作によって決定される前記質問パルスと前記応答信号の伝送路伝搬時間の和を外部へ出力する手段と; を備えたことを特徴とする質問装置。
IPC (3件):
B61L 23/34 ,  G01S 13/74 ,  G01S 13/93
FI (3件):
B61L 23/34 ,  G01S 13/74 ,  G01S 13/93 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • トランスポンダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-345289   出願人:日本信号株式会社
  • 車載レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-055529   出願人:日本無線株式会社

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