特許
J-GLOBAL ID:200903070732414588

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325688
公開番号(公開出願番号):特開平7-180517
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 マイクロコンピュータの演算の負荷を軽減するとともに、一部の吸気弁を休止させた場合にリフト量が変化しないようにする。【構成】 一対の吸気弁1A,1Bが弁側プランジャ3にそれぞれ連動する。一方の油圧回路11には、一方の吸気弁1Aを休止させるために遮断弁13が介装されている。リフト量を制御する解放弁21は、主弁体25とパイロット弁体35を有し、パイロット弁体35が背圧室29内の作動油によりリフト方向に押圧されているともに、パイロットばね37およびソレノイド38の磁力により着座方向に押圧されている。作動油の圧力が上昇して所望の量だけリフトすると、背圧室29からの押圧力がソレノイド38等の押圧力を上回るので、パイロット弁体35がリフトし、同時に主弁体25が開弁する。
請求項(抜粋):
バルブスプリングにより閉方向へ常時付勢された吸気弁または排気弁と、カムシャフトにより駆動され、かつ作動油を加圧するカム側プランジャと、一つのカム側プランジャに対し複数個設けられ、かつカム側プランジャにより加圧された作動油によって一方へ動作して、上記吸気弁または排気弁をリフトさせる弁側プランジャと、上記カム側プランジャによって加圧された作動油を低圧側に解放する解放弁と、上記カム側プランジャから各弁側プランジャへ至る複数の油圧経路の一部に介装され、かつ油圧供給を選択的に遮断する遮断弁と、を備えてなる内燃機関の可変動弁装置であって、上記解放弁が、主弁座からリフトすることによって作動油を低圧側に解放し、かつ加圧された作動油の押圧力に抗して主弁座に着座した状態では作動油を低圧側に対して遮断する主弁体と、加圧された作動油がオリフィスを介して導入され、この導入された作動油の油圧によって主弁体を着座方向へ付勢する背圧室と、パイロット弁座からリフトすることによって上記背圧室を低圧側に解放し、かつ着座した状態では上記背圧室を低圧側に対して遮断するとともに、上記背圧室の油圧をリフト方向へ受けるパイロット弁体と、上記背圧室の油圧が所望のリフト量に対応する油圧に達したときに該パイロット弁体がリフトするように、上記パイロット弁体に対し着座方向へ向けて押圧力を可変的に付与する可変押圧手段と、を備えていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 9/02

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