特許
J-GLOBAL ID:200903070736722783

FM-CWレーダの信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253183
公開番号(公開出願番号):特開平7-110373
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 スパイクノイズ等の突発性ノイズの影響を軽減し、距離測定をより確実に行なえるようにしたFM-CWレーダの信号処理装置に提供する【構成】 ビート信号BSをA/D変換器11でサンプリングしてビート信号データDSをメモリ手段12へ格納する。ビート信号の振幅密度を振幅密度演算手段22で求める。ノイズ判定しきい値設定手段23は振幅密度が一番高い振幅よりも所定値だけ高い振幅をノイズ判定しきい値LTHとして設定する。ノイズ振幅抑圧処理手段24はしきい値を越える信号の区間に対してその区間のデータを振幅がゼロとなるようメモリ手段12内のデータを変更する。変更したデータをメモリ手段12から読み出してデジタル演算処理手段13へ供給し、その周波波数分析結果から対象物までの距離を求める。
請求項(抜粋):
送信信号と受信信号を混合することにより得られるビート信号を標本化量子化して得たデジタルビート信号に対してデジタル演算処理を施して周波数解析を行ないその周波数解析結果に基づいて対象物までの距離を求めるFM-CWレーダの信号処理装置において、前記デジタルビート信号のデータを一時記憶するメモリ手段と、このメモリ手段に記憶されたデータの中で、振幅が他のレベルよりも大きい区間に対してその区間の振幅がゼロもしくはゼロに近い小さい振幅となるようデータを変更するノイズ抑圧処理手段を備えたことを特徴とするFM-CWレーダの信号処理装置。

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