特許
J-GLOBAL ID:200903070739368166

磁気検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288318
公開番号(公開出願番号):特開平5-172921
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、磁気抵抗素子に適当なバイアス磁界を付与し、電流発生磁界,地磁気等を検出する磁気検出装置に関し、簡単な構成で正確に検出する磁気検出装置を提供することを目的とする。【構成】 4つの磁気抵抗エレメントのパターン方向が互いに直交するようにして直列に接続した磁気抵抗素子10を所定のホルダ13内に設置し、磁気抵抗エレメントに45°方向にバイアス磁界が加わるようにバイアスコイル14をホルダに形成した磁気センサを用い、所定量のバイアス磁界を順方向,逆方向に印加した時のセンサ出力を、ホールド回路で保持した後、差を求め増幅して信号処理して被検出体の状態判定を行うものである。
請求項(抜粋):
4つの直交する辺を有する絶縁基板上にパターンの長手方向に通電すると電気抵抗がパターンに直交する磁界の強さに応じて変化する4個の磁気抵抗エレメントをパターンの長手方向が互いに直交しかつ前記絶縁基板の各辺に対して45°の方向を向くように配置し互いに直列に接続するとともに所定の入力端子と出力端子を設けて構成した磁気抵抗素子と、前記磁気抵抗エレメントを形成した面がその中心部にくるように上記磁気抵抗素子を設置する台座を有しかつ上記磁気抵抗エレメントに対して45°方向にバイアス磁界を付与するためのバイアスコイルを巻くための溝を有するホルダーとから磁気センサを構成し、所定のタイミングで前記バイアスコイルに励磁電流を交流的にかつパルス的に印加する励磁電流印加回路と、前記バイアスコイルの励磁に同期して磁気抵抗素子を動作しその出力をホールドするホールド回路と、ホールドした信号を処理する演算回路を備えた磁気検出装置。

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