特許
J-GLOBAL ID:200903070746410216

垂直伸長装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-107663
公開番号(公開出願番号):特開平6-303550
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 デジタル信号処理的な手段によって映像信号を垂直周期で非直線的に伸長する垂直伸長装置を提供する。【構成】 フィールドメモリ1は倍密映像信号を書き込み、ラインメモリ2,3は隣接した2個の画素データを混合器4に入力する。垂直伸長設定回路5は倍密映像信号の非直線的な垂直伸長を設定する。ROMまたはRAM6はその設定に従って垂直期間の各ライン間の幾何学的距離データを増分値として出力する。有限ビット数の巡回型加算器7は入力される増分値とその出力とを加算する。加算器7より出力されるデータの最上位ビットによりフィールドメモリ1の読出し及びラインメモリ2,3の書込みを制御し、最上位ビットを除く下位ビットにより混合器4の補間係数を制御する。
請求項(抜粋):
入力されたデジタルの倍密映像信号を垂直周期で非直線的に伸長して出力するための垂直伸長装置であって、前記倍密映像信号を書込みクロックにより書き込むと共に読出しクロックにより前記書き込まれた倍密映像信号を読み出すフィールドメモリと、前記フィールドメモリより読み出されたラインデータを書込みクロックにより書き込むと共に読出しクロックにより前記書き込まれたラインデータを読み出す第1のラインメモリと、前記第1のラインメモリより読み出されたラインデータを書込みクロックにより書き込むと共に読出しクロックにより前記書き込まれたラインデータを読み出す第2のラインメモリと、前記第1及び第2のラインメモリより読み出された少なくとも2ライン分のラインデータを任意の補間係数で混合して補間データを出力する混合器と、垂直ドライブパルス及び水平ドライブパルスが入力され、前記倍密映像信号の非直線的な垂直伸長を設定する垂直伸長設定回路と、前記垂直伸長設定回路より出力された垂直伸長設定信号が入力され、この垂直伸長設定信号に対応した前記倍密映像信号の垂直期間における各ライン間の幾何学的距離データを順次出力するROMまたはRAMと、前記ROMまたはRAMより出力された距離データが一方の入力端子に入力されると共にその出力がもう一方の入力端子に入力される有限ビット数の巡回型加算器とを備え、前記加算器より出力されるデータの最上位ビットをリードイネーブル信号として前記フィールドメモリに供給することにより前記フィールドメモリの読出しを制御すると共に、ライトイネーブル信号として前記第1及び第2のラインメモリに供給することにより前記第1及び第2のラインメモリへの書込みを制御し、前記加算器より出力されるデータの最上位ビットを除く下位ビットを補間係数設定のための制御信号として前記混合器に供給するよう構成したことを特徴とする垂直伸長装置。
IPC (3件):
H04N 5/46 ,  H04N 3/22 ,  H04N 7/01

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