特許
J-GLOBAL ID:200903070749500585

適応フィルタの設計方法及びそれを利用した通話機器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086042
公開番号(公開出願番号):特開平7-273599
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 適応フィルタを利用してハウリング・エコーキャンセルを行うハンズフリーな電話機における、適応フィルタの設計方法であり、速くかつ精度良く設計する方法を提供する。【構成】 エコーとして戻ってきた通話音(人声)を使用し、フィルタ係数を所定の減衰係数μに応じたステップ幅で更新して適応的に設計するものである。通話された人声から、信号の相関度を求める(ステップ102)。相関度の低い信号部分(周期性のない摩擦性子音)では、減衰係数μを大きな値として設計する(同104〜106)。相関度の高い信号部分(周期性のある母音)では、減衰係数μを小さな値として設計する(ステップ107,108,106)。
請求項(抜粋):
入力された信号を遅延させて、時間的に前後した入力信号にフィルタ係数を乗じて線形処理し、処理された信号の総和をフィルタ出力とする適応フィルタにおいて、フィルタ出力と望む信号との差が小さくなるように、フィルタ係数を所定の減衰係数に応じたステップ幅で更新して適応的に設計する適応フィルタの設計方法であって、適応フィルタの設計に際しては、自然音を信号として使用すると共に、周期性のある信号部分では減衰係数を小さく、周期性のない信号部分では減衰係数を大きくしたことを特徴とする適応フィルタの設計方法。
IPC (5件):
H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H04B 3/23 ,  H04M 9/08 ,  H04R 3/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-080031
  • 特開昭53-087117
  • 特公昭56-035053

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