特許
J-GLOBAL ID:200903070752344322

冷却されるタービンのディストリビュータのブレード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-335451
公開番号(公開出願番号):特開平11-229812
出願日: 1998年11月26日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 羽根の後縁に亀裂が生じた場合でも内側プラットホーム内の流体が逆転することのない、冷却装置を具備するタービンのディストリビュータのブレードを提供する。【解決手段】 このブレードは、外側プラットホームと内側プラットホーム(46)との間に挿入された同じく中空羽根(45)を含む。羽根の内部は、羽根の壁を衝撃により冷却するための多孔スカートと、内側プラットホーム(46)に固設された雄円錐台を覆う雌円錐台を含む底部壁(62)とを有するライナ(60)を含む。これらの円錐台は、ライナ(60)の内部と内側プラットホーム(46)の内部との間の連絡を確保する。冷却空気(70)は、外側プラットホームによりライナ(60)内に送り込まれる。この空気の一部分(71)が羽根の壁を冷却する。他の部分(72)は内側プラットホーム(46)内に入り、ディストリビュータの上流側および下流側のタービンディスク(49、50)を冷却するため、プラットフォームからオリフィス67を通って排出される。
請求項(抜粋):
冷却装置を具備するタービンのディストリビュータのブレードであって、このブレードが、中空外側プラットホームと中空内側プラットホーム(46)との間に挿入された同じく中空な羽根(45)を含み、冷却装置が、羽根(45)の内部に配設されたライナ(60)を含み、このライナが、羽根(45)の周囲壁から間隔をとって保持される多孔スカート(61)と、内側プラットホーム(46)の壁(63)内に設けた入口オリフィスに対向する出口オリフィスを有する底部壁(62)とを有し、この底部壁もプラットフォームの前記壁から間隔をとって保持され、ライナの内部に外側プラットホームから冷却空気流(70)が供給され、この冷却空気の一部分(71)がスカート(4)の多孔を通して羽根の周囲壁を衝撃冷却し、他の部分(72)が内側プラットホーム(46)内を循環し、タービンのディスク(49、50)を冷却するために前記プラットフォームの上流側に設けたオリフィス(67)を通って内側プラットホームから排出され、羽根の壁が、羽根の外部に保護膜を形成するための一定口径のオリフィスをさらに含み、内側プラットホーム(46)の内部と、羽根の周囲壁およびライナ(60)の外部によって規定される空洞との間の直接の連絡を阻止する気密装置により、ライナの底部壁の出口オリフィスと内側プラットホーム内の入口オリフィスとが相互に連絡することを特徴とするディストリビュータのブレード。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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